マグロ(青森県産本鮪)

Filed Under (未分類) by suisan on 31-05-2010

今日も「ブログ」に困っている。

こんなときはマグロの写真でも掲載すればよいのだが、29日に撮影した写真のもあったので掲載しよう。

初めに今日の青森県産本マグロ。小ぶりで脂ののりはイマイチだが、天然は天然。最高に旨いと思う。

  

29日のサクラエビとベニザラガイ。

  

サクラエビの春漁はそろそろ終盤かな?後は秋までお休みか。

ベニザラガイ(白貝)は頻繁に見えるようになった。北海道産。

  

千葉県産の丸々と太ったコハダ。

サイズもちょうど良い。シンコにはシンコも旨さがあり、このサイズはこれぐらい太っていれば最高に旨い。

右は今日撮影の岩手県産のゲンゲ。こちらも漁の終盤かな。

この時期は冬から春、そして夏の魚に移行する。冬の晩生や夏のおませな魚が入荷している。

少しずつ、少しずつ移行してゆく。

天気も昨日から温かくなり、明日以降は20度を越す日々が続くとのことである。

6月1日「衣替え」出来るかな。

マンボウ他

Filed Under (未分類) by suisan on 29-05-2010

依然、魚の入荷が悪い。

予想はついていたが、休市前で集荷に力を入れなかったせいもあるのかな?

昨日、マンボウとコワタ(マンボウの腸)を見かけた。どちらも岩手魚類で身は岩手県産、何故かコワタは千葉県産。

  

マンボウの身に関しては通常値の3倍程。コワタに関してはまあまあかな。

一般の家庭ではまだ口に入る価格ではない。

 

トキサケとママスを並べ、見ていたら、当たり前の話だがマスの歯の鋭利なことに驚いた。

  

左はトキサケ(シロサケ)。歯はあるが目立たない上に可愛らしい顔している。右はマス。怖い目つきと鋭い歯。

 

  

久しぶりに見えたヤリイカ(青森県産)と岩手県産のトラフグ。

トラフグは毎日のように入荷がある。三陸海岸でもいつもにないほど獲れているようだ。

写真は3.6kgの特大。ものすごい迫力。まだ私のお腹なんか可愛いものだ???。

最近、開直り魚の写真だけ掲載している。まあ、これも良しとしよう。

モウカザメ

Filed Under (未分類) by suisan on 28-05-2010

モウカザメの心臓は数度紹介しているが、身は紹介していなかった気がする。

本名は「ネズミザメ(ネズミザメ目ネズミザメ科ネズミザメ属)宮城県産、岩手魚類。

東北地方ではモウカザメ、カドザメ、北海道などではサケザメなどの名前で呼ばれている。

北部太平洋の亜寒帯海域を中心に分布し、ベーリング海、アラスカ湾、などが主な生息地。

日本近海では日本海やオホーツク海に現れる。寒冷地を好み、回遊している。

春から夏には北上し、寒くなると南下する。

サメの不思議なことは、外部温にかかわらずある一定の体温を保つことが出来る。

マグロ、カツオ、カジキなどもそうである。これらは皆、高速遊泳できる魚である。

生殖は胎生。卵食タイプで母親と直接つながる胎盤のような物はなく、子宮内で卵巣から排卵される栄養豊富な卵を食べ育つ、そうだ。不思議だ!

一度に生まれる子供は4尾ほど。

肉食性でサケ・マス類、ニシン、ホッケサバ、マイワシ、タラ、スルメイカなど食べている。

料理は鮮度が良ければ刺身。ただ、サメは鮮度が落ちやすく、アンモニア臭が出る。

私が旨いと思うのはやはり煮魚。身が柔らかくしっかりと味付けすれば臭みもなく美味しく食べられる。

クセもなく淡白なのでフライも美味しい。

晩飯のオカズに、と思っていたら、秋田の温泉旅館様が全部購入してしまった。毎度あり。

残念。

全長3mにもなる大型のサメでもある。写真は半身で10kg強。全長2m弱かな?

モウカザメの心臓は「モウカの星」と呼ばれ重宝がられる。

ヒラマサとアオリイカ

Filed Under (未分類) by suisan on 27-05-2010

低気圧の影響で魚の入荷が悪い。

盛岡も天候不順で今朝、5.4度。日中でも10度にならない予想。

もうじき6月になるのに早春へ逆戻り。寒い!

魚もこの時期、見慣れているものしか入荷がない。なかなか新規に紹介できる魚がいない。

そんな中、岩手県・大船渡産のヒラマサが見えた。ヒラマサにしては小ぶりだが鮮度は抜群。

  

北海道以南を回遊し、旬は春から夏だが、秋の東北近辺で獲れるヒラマサは思いのよらぬほど脂がのってるものもいる。

ブリに似ているが、味も良いし高価である。

目の下、唇?の角が丸みをおびている。ブリは角ばっている。

 

最近良く見かけるのはアオリイカ、写真は千葉県産。

  

左上のアオリイカに指で線を引いたら右上のように色が変わった。死んでても身は活きている。

白く一見、鮮度悪そうに見えるが、抜群の鮮度である。

アオリイカはミズイカなどとも言われ、透通った身と食感がたまらない。

これからが旬。いや今が一番旨いのではないだろうか。

 

そのほかにコニシン。(ここまで岩手魚類入荷)

  

この鮮度なら酢締めし、酢の物にしたら旨いと思う。煮ても焼いても身がやわらかすぎるのではないかな。

右の写真は弊社釣りキチのマグロの大将の釣果。

ワカサギばかり釣っているのかと思えば、最近ヤマメやイワナを狙いだしている。

昨日の悪天候に和賀川に出かけたようだ。良く釣れたよね!

幻の”ヤマメ”。

イタマス

Filed Under (未分類) by suisan on 25-05-2010

左の写真は4月16日撮影した北海道産ママス。かなり太めでリッパな体型。

だが、最近良く見かけるのは三陸産メタボマス(右)。5月18日撮影。

  

「イタマスと名前がついている」と岩手魚類の社長が話していた。

ネットで検索すれば岩手県・大船渡や宮城県・気仙沼などで紹介しているマス、それが「イタマス」となが付いているようだ。

板のように平らなマスなので、その名が付いたとか?

一説によれば方言の「イダマス」=もったいない、からきているとの話もある。

あまりにもリッパな体型のため食べるのがもったいない、と言うことかな。

しかしどちらも同じママス。まぁ~人間でもメタボもいればモヤシみたいな体型の人もいる。

私はメタボ型。魚なら”旨そう”といわれる体型。(痩せた魚は美味しくない)

そのため病院に通い、やれメタボとか・・・症とか言われる。(まだ糖は出ていない)

休肝日を設け、昨夜はお酒を飲ましてもらえなかった。

仕方ないか、健康が一番。美味しく酒を飲めるのも健康あればこそ。

今、天候は回復し青空が出ている。早く帰ってウォーキングで汗を流し、冷えたビールを美味しくいただきたい。

明日は休市。

魚 色々

Filed Under (未分類) by suisan on 24-05-2010

今日はお昼にかけ”お出かけ”なためブログ休みかと思ったが何とか間に合いそう。

魚の写真集にしよう。

5月22日撮影のサゴシ(岩手県産)刺身が出来る鮮度と活締めのマコガレイ(青森県産)。

  

”デブ”なマス。(岩手県・宮古産)

今日は岩手県・大槌産ゴリ、5cmにもならない。用途は掻き揚げ?。青森県産ムキサメ(アブラツノザメ)。

    

同じく青森県産バラメヌケ。表面の色あせているが鮮度は良い。1尾5~700g。姿で煮たら旨そう。

右は岩手県・大船渡産のトラフグ。丸々と太っている。卵が成熟しているのかな。

  

こんな手抜きブログです。

イトウ

Filed Under (未分類) by suisan on 22-05-2010

イトウ(サケ目サケ科イトウ属)岩手魚類、北海道産。

イトウって海にいる?。北海道日本海側で獲れたイトウである。

イトウは日本最大の淡水魚と知られている。体長1mから1.5m。最大の記録では2.1mのイトウが捕獲されたとか。

日本では北海道(青森や岩手でも獲れたことがあったらしいが、絶滅したもよう)。南千島やサハリンに分布。

仲間にはロシア沿海州、中国東北部(旧満州)シベリア、モンゴルなどに生息するアムールイトウ。

中国揚子江のチョウコウイトウ。

ヨーロッパ、ドナウ川に生息するドナウイトウなどがいる。

これらは北海道にいるイトウと違い一生を河川、湖沼で過ごす純淡水型で決して降海しない。

北海道のイトウは他のサケ・マス類に見られるように降海性するのもいる。

緩やかな河川の流れを好み、一部は汽水域や沿岸域で生活する。

一般には夏には上・中流ですごし、冬季は下流域で生活する。

一部は完全に降海するが、その後の生活はまだ解明されていない。

そして沿岸でのサケ・マス漁に混ざることもある。

  

本来は体の背の部分は青みがかり、側面は銀白色、腹は白色で背と側面には黒斑点がある。

頭は他のサケ類より扁平している。

又、他のサケ類と違い、産卵しても死なない。一生に何度も産卵を繰り返す。(毎年産卵する訳ではない)

メスで6-7年、約55cm、オスで4-6年、約45cmで性成熟する。

寿命は15-20年とされる。

幼魚は水中昆虫を食べるが、陸生昆虫の水面落下はあまり食べないとのこと。

1歳以上になると、共食いも含め、小魚などを食べ、大きくなればカエルやネズミ、ヘビ、ミミズ、水鳥に雛なども食べてしまう。

アイヌには”鹿も飲み込んだ”との昔話もある

この辺が漢字で魚偏に鬼と書く由縁なのでは。

絶滅がささやかれている魚なので料理方法とは思うが、北海道では酢締め、ルイベ、塩焼き、ムニエル、フライなど。

生食はアニサキスやサナダムシなどの寄生虫の危険もある。

近年は養殖もされているが成長に時間がかかるようだ。

ヒラメ暴落?

Filed Under (未分類) by suisan on 21-05-2010

盛岡だけではなく全般に流通が悪いのか?

今日入荷の秋田県産のヒラメ、今までの半値以下。

サイズは大型(2kg~3kg代)では有るが、鮮度は抜群。

弊社にて1パレット購入したが、見る間に完売。

お得意様に喜ばれる商品になった。

  

ここ数日前から盛岡水産に「小型のケガニ」が入荷(宮城県産)」

メスで内子を蓄えている。

一年ほど内子として甲羅内に貯蓄し?次は抱卵した卵を外子として抱える。

複雑な生い立ち。

比較的安価で味噌汁にも出来る。逆に小さいので足を剥いて身を食べるのは大変。

今日、カニ汁にしようかな?

 

写真もう一点。新潟県産「バイガイ」(盛岡水産)

元気に動き回っている。

ボイルして料理に使うと美味しく、剥きやすく形も揃っているのだが、以前には貝毒の症状がでた時期もあったようだ。

それさえなければ購入したのだが、今回は見送った。

どうした?

Filed Under (未分類) by suisan on 20-05-2010

昨日は久々の開市の水曜日で驚くほど買出し人が少なかった。

今日はその分忙しいかと思ったが、どうしたの?、この買出し人が少ないのは。

  

7時30分の元卸売り場。左が岩手魚類、右、盛岡水産。

競が進まず、まだ続いている。

もっとひどいのは仲卸売り場・・・。

閑散としている。歩いているのは従業員だけ。

魚はふんだんにあるが・・・。

めぼしい物もなく、写真に収めたのは下の2点。

  

タラ干しとヤナギガレイ干し。岩手魚類、青森県産。

半乾き状態で美味しそうだ。日本酒に合うのかな。

オオグチイシチビキ

Filed Under (未分類) by suisan on 19-05-2010

昨日紹介した「オオグチイシチビキ」の卸し身が南イオン・回転鮨清次郎北田氏より届いた。

皮目は先日紹介した「ハチビキ」に似ている。皮の下が赤い。チビキ(血引)の名の由縁かな。

  

身は白身ではあるが、全体に赤みをおびている。

味はクセもなく淡白。でも旨味もある。寿司飯にでも乗ってると美味しい部類に入る。

ハチビキに比べ脂はない。紹介のように「油料理に合う」が納得できる。

 

今日は築地の斉藤さんがシタキリとか亀の手(写真)を送ってくれた。(亀の手は昨年12月11日紹介済。)

盛岡市場は下記の品物など沢山入荷。

刺身に使えるほどの鮮度のマホッケと小ニシン。

  

韓国産ではあるがオコゼ。

  

岩手県大船渡産のトラフグ。鮮度抜群。

  

余談だが、オコゼを見ていると私のペンネームに最適かな。

「盛岡のオコゼ」?「トラフグ」?阪神嫌いだからトラフグは却下。

他には「アンコウ」「ドンコ」などかな。この三点が現時点での候補。

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