あの時(3/11)も何をしていたのだろう。
考えればあの日、その後の事は鮮明に思い出すが、かと言って一年、何をしていたのだろう。
このブログも昨年は18。災害が発生してからは落ち着いて物事を考えることもなかった。
必死に生きた。仕事も・・・。
1月5日、弊社の隣に「㈱おがよし」さんの加工場がオープンした。
おがよしさんは宮古で加工業などをしていたが、震災でい1F部分は流された。
宮古の工場再建と盛岡市市場での加工場開設と忙しく稼動していたみたいである。
「負けるもんか」「絶対負けない」この気持ちがこのような行動をおこさせたのだろう。
つい、私も応援したくなり、声援を送っている一人でもある。
先日、「宮古に上がったギス、どうしたら良いか」と声かけられた。
ギス=すり身→カマボコ。が、頭に浮かんだが「干してみよう」と返事した。
これがなんと旨い。
多少のクセはあるが、脂はあるし旨味も申し分ない。
浜、独特の加工法も加わったのかな?。
こんなに脂があったらカマボコに向かないのではないかな、なんて考えるほどである。
あれ以来、弊社でも販売協力させてもらっている。
今日の写真は全長40cmほど。
顔が怖い。でも味は良い。私みたいだ。
今はまだ、訓練も兼ね冷凍ものを干し物にしているが、慣れてきたら「宮古にあがった生魚を加工してください」とお願いしている。
ついついこんな企画もやってみた。
復興応援の一環。