Filed Under (サブロウ) by suisan on 25-02-2011
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サブロウ→カサゴ目テングトクビレ科サブロウ属
カジカの上
岩手県釜石産
銚子以北の太平洋岸、北海道紋別など。
水深20mから300mの砂地に生息。
体長25cmぐらいに成長。顔はコチ、全体に硬い鱗に覆われトクビレ(ハッカク)に似ている。
姿形もユニークなら名前もユニーク。
源平の戦いで平敦盛を破った武将、熊谷次郎直実などの名前を拝借している魚がいる。
平 敦盛→アツモリウオ、熊谷次郎→クマガイウオ。そのクマガイウオの弟分でサブロウ。
本当かな?アイヌ語からきているのでは・・・・。

とにかく面白い。
身は白濁りした白身。刺身でも鮮度が良ければOK。
殻付のまま開いて焼いてよい。
あまり流通している魚ではないので見かけたらラッキー!
この魚はfc2ブログ「田清水産の魚」で紹介済だが、もう一度写真ファイルを見直す必要がありそうだ。
fc2ブログでは紹介していても現在のブログで紹介していない魚がまだまだいるのではないかな。
下の写真は2008年9月25日撮影のサブロウ。

Filed Under (クサウオ) by suisan on 22-02-2011
Tagged Under : クサオウ
久々に「ブログ」する。
昨年暮れから怠け癖がつき、今年になって2度目?かな。
今年の冬は寒く、雪が多く散々だった。
やっと昨日、今日と日中の気温が5度を越え、たったそれだけで「春」を実感している。
冬眠していた訳ではないが、ブログ写真のホルダーを整理していたら「クサウオ(12月4日撮影)」と「サブロウ(12月25日)」の写真が出てきた。
どちらの写真も”紹介済”と思っていたが、調べてみれば「fc2田清水産の魚」にての紹介であった。
気を取り直しクサウオから紹介しよう。

カサゴ目クサウオ科クサウオ属。北海道から長崎、東シナ海などに生息。
釜石からの魚の入り合わせに混ざってきた。
水深120mより浅い海で捕獲されているとのことである。
産卵は12月から3月。寿命は1年ではないかと思われる。
主に甲殻類や小魚などうを食べる動物性。

鼻孔は2対、おなかに吸盤が付いている。
普通は食用として流通していないようだが、福島県などの魚港などでは「地場の魚」として食べられている。
(鮮度が落ちやすく、量の少ないため)
寒く産卵が間近が旬と聞く。
皮を剥きそのまま刺身にし、大根おろしとポン酢で食べると言う。
「煮付け」は身がぼろぼろになるが卵が美味。又、生の卵をほぐし醤油漬けにしてたべると旨いとの事である。
でも、見た目で食べたい魚でない。ポニョ?
2008年11月8日撮影のクサウオの写真も添えよう。

サブロウは次回。