アンコウ

Filed Under (未分類) by suisan on 30-11-2009

この年になり?生まれてはじめて「ジンマシン」になり、カユカユ!

先ほど病院から帰ってきた。「いくらかでも早くかゆみが取れるように」と点滴を打ってくれた。

だいぶ良いがこうしてPCをたたきながら、あっちボリボリ、こっちぼりぼり。かゆい。

そんな訳で手抜きです。

以前にも紹介した「アンコウ」。

通常は下の写真のように”丸”で入荷するが、右の写真のように刻んで入荷する商品もある。

  

アンコウの身、肝、皮。ざっと見える。全部あるかは疑問。

年末にかけ高騰する食材でもあり、年を越せば安くなる。

漁師さんが刻んだのか?買い取った業者が加工したのか、いずれにせよ手間がかかっている。

これだけカットすれば普通の家庭でも「アンコウ鍋」が食べれる。

便利な世の中だ。

あ~カユカユ。手抜きでおわります。

大間のマグロ

Filed Under (未分類) by suisan on 28-11-2009

最近の入荷状況は良好。鮭、鱈、生烏賊など、それに付随するイクラ、鱈白子など、ふんだんにある。

鮟鱇もなめたガレイも少しずつではあるが、値下がり傾向にある。

一時的なもので12月中旬からは逆に高値を更新してゆくだろう。

今日は「田清魚店」の特売で「大間の本鮪」が目玉となっている。

  

↑124kgの鮪を卸している。右 卸し身。

お腹の部分はお寿司屋さん(回転鮨清次朗)に向けられる。

「松方さんの本マグロ」ほどでは無いが「大間の本マグロ」、人気が出るだろう。

ほんの少しア・ジ・ミ。

やはり本マグロ。旨い。前回にも記述したが養殖物は酸味が強いのに対し天然はまろやか。

赤み部分でも甘みがあり、本当に美味しい。

実を言えば「松方さん」の方が美味しかったように感じられる。

なにせ325kgと124kg。それぐらいの差はあって当然。

お寿司で食べるなら盛岡の清次郎各店へ、お刺身なら田清魚店へどうぞ。

本メヌケ

Filed Under (未分類) by suisan on 27-11-2009

昨日は「松方弘樹さんのマグロ」で盛りあがった。イオン南店清次郎では「話題を重視」と原価割れ販売したそうだ。

お客さんの中には「本当に松方さんのマグロ」と疑う方もいた。だが、正式なルートで盛岡に入荷したマグロである。

間違いがあったとしたら、何を信じればいいのか分からなくなる。

テレビでも新聞でも取り上げられ、尚且つ「偽者」なら・・・。

例えば、今日、あまりにも綺麗だったので写真に収めた「本メヌケ」岩手魚類入荷、青森県産。

このメヌケも産地偽造?、名称偽造?なんて考えたら我々は仕事が出来なくなる。

我社の社長、昨日、お客様とイオン店で「松方さんのマグロ」を堪能してきた、とのこと。

満足顔で話していた。

多少、残りが有るという。是非、お出かけになり、ご賞味ください。

昨日も記述したが、今日、いや明日ぐらいが本当に食べごろである。

松方さんのマグロ

Filed Under (未分類) by suisan on 26-11-2009

今日の話題はなんと言っても「松方弘樹さんのマグロ」。

昨日、東京・築地で競合にかけられ、「米彦」さんが購入。

盛岡水産経由で丸和水産へ。打ち合わせ通り真ん中が田清水産へ。

                    

「築地ではなんで盛岡などに送るのだ」と騒いだ人もいるとか。話題のマグロである。

写真の通り腹一筋(上身)が盛岡にやってきた。当然、テレビ局もきた。(丸和水産で撮影)

昨日からの予約どおり盛岡大通り「わか葉」さんと「清次郎イオン南店」が購入。

マグロ自体頭が小さく養殖場から逃げたのでは?との話も有ったが、まさしく「天然の本マグロ」である。

  

当然、役得、味見もしてみた(本の少し)。旨い!!!。

養殖独特の酸味が少なく、色目から見れば脂が少ないように見えるが、ものすごく上品な脂が感じ取られる。

甘みもある。

少し寝かせれば、脂、赤みと色が出てきてはっきりとすると思う。

一般消費者の皆さんは22日に獲れ、4日もかかっているの?、と思うかも知れないが、マグロは1週間ぐらい寝かせたほうが旨い、と言う。本当は週末あたりがよいのかも知れないが、今日購入したお店は話題性だけでもすぐ「完売」になると思う。

アカマンボウ

Filed Under (未分類) by suisan on 25-11-2009

岩手魚類に綺麗な「アカマンボウ」の卸し身を発見。

「今期、最良の身質ではないか」と、販売担当者M氏が言ってた。

  

腹の部分を撮影、ついでにアップで撮った。脂がきめ細かくさぞや旨いだろう。

アカマンボウはアカマンボウ目アカマンボウ科。「マンダイ」「キンダイ」とも呼ばれている。

世界中の熱帯・温帯の海に広く分布。外洋域の水深500mまでの表層・中層に棲息。(深海性である)

あまり人目に触れないので生態については分からないことが多い。

外見は和名の通りマンボウに似ているが、分類上まったく違う魚である。

写真は2008年6月23日撮影。それ以降も撮影のチャンスがあったが、撮らずじまい。

マンボウと違い尾鰭を持ち、胸鰭は水平に長く発達している。鮪と同じ用に、胸鰭と尾鰭を使い泳ぎながら生活しているようだ。

食性は肉食性、クラゲやイカ、オキアミ、小魚などを食べている。

最大で2m、270kgほどにもなる大型魚。

天敵はアオザメやホオジロザメなどの外洋性の大型のサメ。

写真ほどの腹身なら刺身が旨そうだ。ただ、赤みの多い魚で(トロ部分はほんのわずか)、刺身より油を使った料理のほうが合いそうである。ムニエルやフライ。燻製も良いようだ。

岩手めんこいテレビ取材

Filed Under (未分類) by suisan on 24-11-2009

今日は岩手めんこいテレビが取材に来た。

「師走」→「市場の風景」。まだ年末商戦には早いが、市場の雰囲気を撮りたい、とのこと。

毎週月曜日の「めんこいアナが行く」ではないかな?

キャスターは玉井新平君。

ディレクターから「アルバイト感覚で働かせて」といわれ、鮪の品定めから解体手伝い、競合立会い、商品搬送など実際に働いてもらった。

  

左→市場の鮪を品定め。右→解体した鮪の尾を確認する2人。

おいおい、大丈夫?解体までしてる!売り物になるのか?アー・・・・。

プレミアが付いて高く売れるかな?

その後は競場へ・・・。

最後は「卸場」へ。中国実習生とともにコケ取り実演と、めまぐるしく働いていた。

ご苦労様、まじめな、いい子だ。

放送は11月30日午後6時30分前後。どのように編集されているか楽しみ。

 

巨大な子持ちハタハタ。北海道産。

  

モノサシが15cm。はるかに大きく、すごいお腹!

降雪

Filed Under (未分類) by suisan on 21-11-2009

今朝、家を出るときは何ともなかったが、3時半頃から雪が降り、7時半頃は写真の通り。

高速道路も通行止め。普通タイヤの人も多いだろう。事故かな?

おかげで配送に時間がかかっている。

国道4号線が混雑していて、いつも9時頃帰ってくる車が今日はお昼に帰ってきた。ご苦労さま。

10時頃まで降り続いた雪もあがり、今は太陽が顔を出している。

市場の中も秋刀魚、鰹が少なくなり、鮭ハラコやナメタガレイ(ババガレイ)、クロガレイなどに変わりつつある。

写真は「ナメタ干し」岩手県産。

ナメタガレイ(ババガレイ)は「煮付け派」と「干し物派」とに分かれる。

私は煮付け派。甘しょっぱく味付けしてお酒の友、ご飯のおかずにする。

ナメタ干し派は硬めに干した物と一夜干しがある。写真は硬く干した物。

ストーブなどで焙り酒の友にする。最高に旨いと言う。私は干し物の臭い(ナメタ)が大きらい!

年配の魚屋さんがこぞって購入する。良き昔を思い出すのだろうか。

一般の方々は今日から3連休。当社も少々忙しかったが、配送のみなさん、無事帰ってくることを祈っている。

救命講習会

Filed Under (未分類) by suisan on 20-11-2009

昨日、盛岡市中央卸売市場内の従業員を対象に「救命講習会」が開催された。

第3回目と言うことで、各事業所から60人程の方々が集まり、午後1時から4時まで講習と実施訓練がなされた。

盛岡地区で緊急連絡を受け救急車が現場到着まで約6分(平均)。

その間現場での心肺蘇生とAEDの使用が倒れた人にとって生命にかかわる一大事。

写真は盛岡南消防署員が「胸骨圧迫と人口呼吸」の見本を見せている。

人口呼吸2回と胸骨圧迫30回×3回で約2分。汗が出る。こちらの呼吸が荒くなる。

AEDが無い場合は、救急車が到着するまで上記を3セットぐらいしなければならない。大変なことだ。

胸骨圧迫と人口呼吸することにより脳へ血液と酸素を送ることが出来、脳の損傷を最小限にすることが出来る。

市場には「AED」が用意されているので使用方法を説明している。

AEDは複雑に微動している心臓を刺激を与え規則正しく動くようにする機械。

集まった全員、真剣に講習を聞いていた。

講習を受けたことにより、受講者には「普通救命講習終了証」が交付され、救命技能を有すことが認定される。

倒れる人にはなりたくないし、出来ればそうゆう場面に遭遇したくないなー。

アラスジサラガイ

Filed Under (未分類) by suisan on 19-11-2009

今日は午後1時から「救命講習会」がある。時間に間に合うように時間を前倒ししている。

昨日撮影の「アラスジサラガイ(マルスダレガイ目ニッコウガイ科)」盛岡水産入荷、北海道・網走産。

  

以前、「ベニザラガイ」を紹介したが、貝の外から見た目は変わらない。

大きさが違う、との話を聞くが同じ年数の貝を集める訳にもいかない。

昨日は剥いて見た。殻の内側が小豆色なので「アラスジサラガイ」だと思う。

北海道を主に、日本海側は北陸以北、太平洋側は千葉・銚子以北に分布。一般に「シロガイ」と呼ぶ。

ウバガイ(ホッキ貝)漁でウバガイに混ざり獲れる。味噌汁などにも使えるほど安い。

火を入れたほうが旨みが出る貝だが、刺身も癖もなく食べやすく美味しい。

白い貝殻なので椀種にしても美しい。

 

こちらも以前紹介済だが、エゾイソアイナメ(タラ目チゴダラ科チゴダラ属)岩手県産、盛岡水産入荷。

我々は”どんこ”と呼んでいる。

  

愛嬌のある顔で、三陸ならどこにでもいそうな魚で、小さい物はテトラポットでも釣れる。

北方の魚と思いきや北海道・函館以南の太平洋に生息しているとのこと。

アイナメとあるがアイナメの仲間ではなくタラの仲間。色が黒く大きめな目。やはり”どんこ”の方が体に合っている。

刺身は実が柔らかいが、肝を使い肝醤油を付けて食べるか、ナメロウのように造ると(肝和え)非常に美味しい。

又、味噌汁や煮付け、干し魚、鍋などが美味しい。

メジナ

Filed Under (未分類) by suisan on 18-11-2009

昨夜9時頃、盛岡市では雨に雪が混ざりみぞれが降ったようだ。朝、フロントガラスに雪が残っていた。

写真は午前7時45分、市場から見る南昌山。すっかり雪化粧。冬、本番。

盛岡水産に石川県能登より「メジナ」が入荷していた。

メジナと言うと磯臭い魚、と思われている。

だが、晩秋から冬にかけて「寒メジナ」と呼ばれ、磯臭さもなくなり脂がのって美味しくなる。

  

写真右は刺身。綺麗な白身に血合いもくっきり。食感も申し分ない。脂はもう少し、かな。

試食してみた魚屋さんも「旨い」と太鼓判。メジナを見直したようだ。

メジナは雑食性だが、寒期は海藻を食べる。そのため磯臭さが消えるのではないかな。

刺身の他はムニエルなどが合う。

非常に安く購入できたので、お買い得商品だった。当然完売。

海が荒れると獲れる魚で、荒天候で入荷が多くなる魚でもある。

西日本では「グレ」と呼ばれ、太公望からも大人気の魚である。

低気圧が日替わりで発生するこの時期ではあるが、まだまだ冬本番になればなるほど美味しい魚が出てくる。

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