アカマンボウ

Filed Under (未分類) by suisan on 25-11-2009

岩手魚類に綺麗な「アカマンボウ」の卸し身を発見。

「今期、最良の身質ではないか」と、販売担当者M氏が言ってた。

  

腹の部分を撮影、ついでにアップで撮った。脂がきめ細かくさぞや旨いだろう。

アカマンボウはアカマンボウ目アカマンボウ科。「マンダイ」「キンダイ」とも呼ばれている。

世界中の熱帯・温帯の海に広く分布。外洋域の水深500mまでの表層・中層に棲息。(深海性である)

あまり人目に触れないので生態については分からないことが多い。

外見は和名の通りマンボウに似ているが、分類上まったく違う魚である。

写真は2008年6月23日撮影。それ以降も撮影のチャンスがあったが、撮らずじまい。

マンボウと違い尾鰭を持ち、胸鰭は水平に長く発達している。鮪と同じ用に、胸鰭と尾鰭を使い泳ぎながら生活しているようだ。

食性は肉食性、クラゲやイカ、オキアミ、小魚などを食べている。

最大で2m、270kgほどにもなる大型魚。

天敵はアオザメやホオジロザメなどの外洋性の大型のサメ。

写真ほどの腹身なら刺身が旨そうだ。ただ、赤みの多い魚で(トロ部分はほんのわずか)、刺身より油を使った料理のほうが合いそうである。ムニエルやフライ。燻製も良いようだ。

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