ウマズラハギ

Filed Under (未分類) by suisan on 07-05-2009

ウマズラハギ(スズキ系フグ目カワハギ科ウマズラハギ属)岩手県大船渡産、盛岡水産入荷。

北海道以南、東シナ海、南シナ海、南アフリカなどに分布。

産卵期は4月~7月。複数回産卵し、1回に7万粒ぐらい排卵する。

孵化した稚魚は流れ藻などに群がりプランクトンや有孔虫類を食べ生息。成長につれ浅い岩礁域に移動。

1歳で18cm、2歳で22cm、3歳で25cmぐらいに成長。最大で30cmぐらいになる。

漢字で「馬面剥」馬のように顔が長いから。

「ハゲ(剥げ)」は布のように連なった皮とウロコを剥がして料理することからくる。

ウマズラハギを「ナガハゲ」、カワハギ(本ハギ)を「マルハゲ」と呼んだりする。

旬は秋から冬。夏に赤みかかった肝が冬には白くなり、刺身にした身に包み食べる。もしくは醤油に肝を溶かし身のつけて食べると非常に旨い。身は淡白でシコシコ感。それに脂ののった肝を加えるので美味しくないはずがない。

他には煮付け、唐揚げ、干し物、天ぷら、そして鍋材料など。

今日、旬でもないのに紹介したかと言えば、岩手県大船渡を中心にさまざまな形?のウマズラハギが見えた。

皮付き、頭をつけたまま皮だけをはがした物、そして皮を剥ぎ頭内臓を取った物(入荷はこれが多い)。

  

Comments:

Post a comment

ads
ads
ads
ads