ウサギアイナメ

Filed Under (未分類) by suisan on 06-02-2010

ウサギアイナメ(カサゴ目アイナメ科アイナメ属)岩手魚類、盛岡水産どちらにも青森県から入荷。

岩手魚類。

日本海北部、北海道、オホーツク海ベーリング海に分布。

やや深めの海藻などが茂る岩礁域やその周辺の砂地などに生息。

食性は動物肉食で多毛類、甲殻類、軟体動物、小魚など食べる。

産卵期は11月から12月。最大で80cm位になり、アイナメの仲間では国内最大級ではないかな。

体色は環境により色々、赤っぽい体色はオスに多い。

正面から顔を見れば「うなぎ」に似ているから名前が付いたとか?

  

盛岡水産の写真。顔のアップは口が丸く確かにウサギに似ている。

料理は味噌汁や唐揚げ、煮付け、焼き魚など。

刺身には向かない。アニサキスや寄生虫が多い魚である。

ギス

Filed Under (未分類) by suisan on 05-02-2010

盛岡、今日も最低気温更新。-12.4℃。寒い!市場の屋外にあるトイレの水道が凍結していた。

写真は昨日、撮影した「ギス」(ソトイワシ目ギス科ギス属)福島県産、盛岡水産。

函館以南の太平洋側、新潟から島根。沖縄船状海盆、九州からパラオ海嶺。

深海性で水深200mぐらいに生息。

ウナギと同じようにレプトセファルス期がある。(ウナギ、アナゴなどの稚魚。透明でゼラチン質。アナゴの稚魚は「ノレソレ」)

あまりこのような形(姿)で出回ることがないので、分からない方も多い。

     

ほとんどはすり身になる。小田原などでは高級カマボコの原料となる。

刺身はあまり美味しくないが、すり身にすると評価が変わる。

骨が複雑に入り込んでるので、三枚に卸したらスプーンで身をすき取るようにするのがコツ。

他の料理は、水分が多い魚なので干して焼き魚。煮魚や唐揚げなど。

盛岡駅前の「あべじゃ」さんの旦那さんが「試してみる」とお買い上げ。

どんな魚に対してもチャレンジ精神がすばらしい。

春つげ魚

Filed Under (未分類) by suisan on 04-02-2010

今日の盛岡の最低気温-11.6℃。本州の県庁所在地では最低の気温だと思う。

玉山区藪川で-24℃。

盛岡の日中の最高気温も氷点下5度。寒い一日である。

でも、この寒さがあればこそ「春」の感激が膨れ上がる。

ふと、魚を見れば毎日のように入荷しているニシン。このニシンも春つげ魚の一つである。

下の写真、北海道・石狩湾から届いたニシンに入っているシール。

寒さの後ろでひたひたと春がやってくる。待ち遠しい。

シールで面白いもの見つけたので掲載しよう。

高知県・室戸産キンメダイの箱。

NHK大河ドラマで人気となっている「坂本龍馬」のイラスト。ユニークだ。

以前は宮崎県の「東国原知事」のイラストを良く目にした。最近見なくなった。

なんにせよ、産地の表示(会社表示)方法はすばらしい。魚が旨そうに見えるのは私だけかな?

恵方巻き

Filed Under (未分類) by suisan on 03-02-2010

2月3日は節分。我が家でも「恵方巻き」を食べる。

私の子供頃は「恵方巻き」を食べる風習はなかった。

1970年代後半、大阪海苔問屋協同組が海苔の販促のため仕掛けたとも言われる。

そして関西地区では一般的になり、1990年代前半にはスーパー、後半には一部コンビニで販売されるようになった。

2003~04年には全国のスーパー、コンビニで発売され、幅広く宣伝されたので急速に全国に広まった、と言う。

起源は新しいと思われがちだが、結構古く、節分に栃木県内や近畿、北陸地方を中心とした風習で、「丸かぶり寿司」や「恵方寿司」なるものを食べると縁起が良いとされ、食べられたようだ。

又、江戸時代末期に大阪の船場で商売繁盛の祈願をする風習として始まったとの説もある。

恵方巻きの「恵方」とは、陰陽道でその年の干支によって定められた最も良いとされた方向の事で、その方向に「歳徳神(じんとくじん)」が居るといわれ、その方向に向かって巻き寿司を食べる。

今年は西南西。

具には七福神にちなんでかんぴょう、きゅうり、だし巻き、うなぎなど7種類。

「福を巻き込む」という願いを込め、「縁を切らない」という意味と、願い事を思い浮かべながら一言も喋らず太巻きを丸ごと食べるのが習わしとされる。

当然、田清グループ「回転鮨清次郎」でも予約販売中。

今、予約時間に合わせ、頑張って太巻きを巻いていることでしょう。

弊社のお得意様にもお寿司やさんが多い。聞いてみれば「・・・本注文もらった」「ウチはやらない」「注文があれば造る」と三者三様。

どれがよいのかは分からないが、不景気を吹き飛ばす起爆剤になればよいのだが・・・。

キンメヌケ?

Filed Under (未分類) by suisan on 02-02-2010

1月30日「アコウメヌケ」の写真を添えたが、今日は「キンメヌケ」。

「キンメヌケ」で検索しても出でこない。

「メヌケ」に関しては比較的北の魚と言うことと地方の呼び名が主流をしめ、どれがどれかむずかしい。

Wikipediaで「メヌケとはカサゴ目フサカサゴ科メバル属の海水魚のうち、体が赤く、大型になる物の総称。体長40~60cm以上にになる。水深200m~1000mの深い海に生息するため、釣り上げられたとき、水圧の急激な変化により目が飛び出すことから”目が抜け出る”という意味」とある。

今日、盛岡水産に入荷、八戸産のメヌケは、箱には「キンメヌケ」と表示がしてあった。

確かに1月30日の写真のアコウメヌケと違い真っ赤ではない。オレンジがかった赤色で独特の体色である。

単価も倍以上。

サンコウメヌケと思っていたが「オオサガ」のようだ。地方名コウジンメヌケ、ホンメヌケなどと呼ばれている。

  

写真を見てもらえば分かるが(左)背びれには斑紋がない。サンコウメヌケには一つの黒斑紋がある。

右の写真は頭の後ろに「八」の模様が見える(尾の方向から見て)。メヌケの特徴でもある。

料理は鮮度よければ刺身。皮下に脂があるので霜皮造りが良い。身がしっかりしていて歯ごたえ、そして旨みと申し分ない。

代表格は鍋やアラ汁。骨、皮など脂が出てきて極上の旨さである。勿論煮魚も最高。

輸入の冷凍メヌケの切り身など問題にならない旨さである。

メジナ

Filed Under (未分類) by suisan on 01-02-2010

メジナと聞くと誰しもいやな顔する。

試食させようと「刺身」にした。

「旨い、本当にメジナ?」従業員8人に食べさせ8人が旨いと答えた。

それもそのはず「寒メジナ」で今が旬。

夏場のメジナは小魚や甲殻類を主食にしている。この時期は海藻類を主食にしていて磯臭さがない。

食べ物によってこれほど味が変わる魚はいないだろう。

メジナ(スズキ目メジナ科メジナ属)静岡県産、盛岡水産入荷。

  

写真が黒くて見づらいが了承してください。

近種にクロメジナが入るが、これは普通のメジナ。海が荒れると入荷が増える魚と、以前にも紹介した。

北海道南部以南から台湾までの沿岸域に分布。琉球列島では稀。

外海に面した浅い海の岩礁域に生息。産卵期は2月から6月。

試食した感想に追加。身は透明感があり、しっかりしていて歯ごたえもいい。血合いの色も綺麗だ。

もう少し脂があれば、と思うが、これで十分だろう。

他の料理として焼き魚、ポワレ、煮魚、唐揚げ、鍋材などに使える。

価格も安い。買い得だろう。

当然、回転鮨清次郎イオン店、北田氏にも購入してもらったので今日のお勧めになっていることだろう。

メヌケ・串ツブ

Filed Under (未分類) by suisan on 30-01-2010

正月があけてから売上が芳しくない。弊社だけなのだろうか?

写真は今日の5時ごろの元卸売り場。

土曜日なのに、魚の入荷も少なければ買出し人もマバラ。一月最後の営業日なのに・・・。

目を引いたのは下の「アコウメヌケ」千葉県産、盛岡水産入荷。

  

鮮度抜群。刺身もOK。一緒に入荷したメダイも旨そうだった。

 

28日に岩手魚類に入荷した福島県産、串ツブ(モスソガイ)。

  

よく青森から入荷の串ツブは長い串に大きめのモスソガイが連なっているが、写真は小粒のツブが小さい串に4ヶ。

見るからにかわいらしい。当然、私も購入し昨晩の酒のともになった。

28日に来店したお得意様が「串についてるものは何でも売れる。日本人の心理かな」なんていってた。

焼き鳥が大衆化されているのはこのためかな。

魚も少ないので手抜きブログです。

アイナメ

Filed Under (未分類) by suisan on 29-01-2010

我々の市場ではこれっと言う珍しい魚ではない。

ただ、この時期いろんな色の「アイナメ」が出現する。

上、写真→昨日、青森県・大間から入荷。黄色の体色が目立つ。タヌキメバルと共に入荷していた。

黄色は婚姻色。

こちらは今日、岩手県大槌漁港から入荷。左が赤い、右は黄色。

アイナメ(カサゴ目アイナメ科アイネメ属)。

 

南西諸島と太平洋側の一部を除く日本各地の沿岸。朝鮮半島と黄海沿岸にも分布。

昼行性で岩礁帯やテトラポット、防波堤などに潜み、小魚や甲殻類、多毛類など食べている。

産卵期は秋から冬。深場から浅場に移動し、オスはメスを岩陰などに誘い込み産卵させる。

複数のメスを誘い込むため緑褐色や赤紫の大きな卵塊となる。

産卵が終わってもオスはその場に残り、敵を追い払い卵塊を守る。

孵化した稚魚は岩礁の周辺で成長し、5cmぐらいで親魚と同じように海底生活に移る。

体色は産卵期の黄色意外は周りの環境に左右されるようだ。上下の写真は通常の体色。

  

近種のクジメの尾はウチワみたいだがアイナメは三角形。体側もアイナメ5本に対しクジメは1本である。

鮎のように縄張りを持つ魚なので「鮎並・鮎魚女」などと漢字で書く。

又、脂が多い魚から「アブラメ」とも呼ばれるとか?

料理は鮮度がよければ当然刺身。皮下に脂があるので霜皮造りが良い。比較的淡白な味なので梅肉を添えてくれたお店もあった。ただ、時期によっては寄生虫が入っているので注意。(北海道産には寄生虫が多いような気がする)

旬は夏。刺身もこの時期が良い。その他の時期は痛みやすいので「活」が良い。

刺身意外は椀種。綺麗な白身が食欲を誘う。

醤油との相性が良いので醤油タレをつけながら焼く。木の芽味噌焼きも旨い。

昔の三陸の漁師さんは産卵期はアイナメを捕獲しなかった。特にオス。

産卵された卵を守るオスがいなくなれば、他のアイナメに卵を食べられてしまうからだ。

卵を守る傍ら、卵が大好きな変な魚である。

マイワシ

Filed Under (未分類) by suisan on 28-01-2010

1月も残すところ数日。

2月になれば「節分」。節分は豆まきや恵方巻き。魚では”イワシ”。

「節分」は季節の変わり目。昔は季節の変わり目に邪気(鬼)が生じる、と言われ、鬼を祓うために豆まきが行われ、焼いたイワシの頭を柊に刺し、戸口に立てたり門にかけたりする。

何故イワシ?→イワシの焼いた時の臭いや煙を鬼が嫌うため。なそうだ。

そこで今日はマイワシ(ニシン目ニシン科マイワシ属)写真は千葉県産、岩手魚類。

沖縄を除く日本全国。サハリン東岸のオホーツク、朝鮮半島東部、中国、台湾などに生息。海水魚である。

沖合いや沿岸を回遊しながら動植物プランクトンを食べている。

一般大衆魚でなじみの深い魚である。

名のいわれは「弱し(弱し)」、「卑しい(いやしい)」の転訛したもの?。魚に弱と書いてイワシだから前者かな?

料理は流通の発達と共に刺身でも食べられる鮮度の良いイワシが多くなった。

刺身は脂ののる時期(夏から初冬)は非常に旨い。小骨をうまく取ると最高な、トロのような刺身が出来る。

千葉県などではナメロウにする。

単に塩焼きも旨い。煮魚、干し魚、フライ、天ぷらなんでも使える魚でもある。西洋ではカルパッチョやオイルサーデンなど。

大きさによって小羽、中羽、大羽などの呼び名がある。

又、脂質にEPA、DHAをたくさん含み、カルシュウムが豊富。ビタミンEなども含まれている、健康食でもある。

寒鯛(コブダイ)

Filed Under (未分類) by suisan on 26-01-2010

コブダイ(スズキ目ベラ科ベラ属)和歌山県産、築地より。

こちらのコブダイも何度も紹介している。俗名カンダイ。

日本海は佐渡島以南、朝鮮半島、東シナ海、南シナ海。太平洋は本州南部の沖縄を除く太平洋に分布。

磯回りに生息し、強靭な歯とアゴで巻貝やカキなどを噛み砕き中身を食べる。サザエなども噛み砕く。

暖海性の魚だが、黒潮などにのり北海道付近まで北上することがある。

コブダイは雌性先熟で性転換し、子供の頃は雌、大きくなれば雄になる。

又、ハーレムを作る魚としても有名で、自分のテリトリーに別の雄が侵入すれば容赦なく攻撃する。

そして縄張りを確保して複数の雌を集める性質がある。

幼魚には攻撃せず、逆に幼魚を守り、成長させ学習させる魚でもある。

幼魚は成魚とは似ないベラのようにかわいらしい。大きくなれば写真のような顔になる。

最大で1mぐらいに成長する、とあるが写真のコブダイも最大級の部類だろう。10kgある。

料理として夏は”あまり美味しくない”といわれるが、冬は旬、美味しくなるため「寒鯛(カンダイ)」と呼ばれるのだろう。

全般に塩焼きや煮魚は評判が悪い。だが、刺身は(冬)透明感があり、脂もあり(皮下に)モチモチした食感なたまらなく旨い。

イタリアンなどではカルパッチョに使われる。ブイヤベースもいい。

骨は出汁が出て「旨いアラ汁」が出来ること疑いなし。

今日はいつもの回転鮨清次郎イオン店北田氏にお願いした。

「カンダイ、コブダイ、ナポレオンフィシュ」と言って注文し、味を堪能してください。

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