1月30日「アコウメヌケ」の写真を添えたが、今日は「キンメヌケ」。
「キンメヌケ」で検索しても出でこない。
「メヌケ」に関しては比較的北の魚と言うことと地方の呼び名が主流をしめ、どれがどれかむずかしい。
Wikipediaで「メヌケとはカサゴ目フサカサゴ科メバル属の海水魚のうち、体が赤く、大型になる物の総称。体長40~60cm以上にになる。水深200m~1000mの深い海に生息するため、釣り上げられたとき、水圧の急激な変化により目が飛び出すことから”目が抜け出る”という意味」とある。
今日、盛岡水産に入荷、八戸産のメヌケは、箱には「キンメヌケ」と表示がしてあった。
確かに1月30日の写真のアコウメヌケと違い真っ赤ではない。オレンジがかった赤色で独特の体色である。
単価も倍以上。
サンコウメヌケと思っていたが「オオサガ」のようだ。地方名コウジンメヌケ、ホンメヌケなどと呼ばれている。
写真を見てもらえば分かるが(左)背びれには斑紋がない。サンコウメヌケには一つの黒斑紋がある。
右の写真は頭の後ろに「八」の模様が見える(尾の方向から見て)。メヌケの特徴でもある。
料理は鮮度よければ刺身。皮下に脂があるので霜皮造りが良い。身がしっかりしていて歯ごたえ、そして旨みと申し分ない。
代表格は鍋やアラ汁。骨、皮など脂が出てきて極上の旨さである。勿論煮魚も最高。
輸入の冷凍メヌケの切り身など問題にならない旨さである。