キンメヌケ?

Filed Under (未分類) by suisan on 02-02-2010

1月30日「アコウメヌケ」の写真を添えたが、今日は「キンメヌケ」。

「キンメヌケ」で検索しても出でこない。

「メヌケ」に関しては比較的北の魚と言うことと地方の呼び名が主流をしめ、どれがどれかむずかしい。

Wikipediaで「メヌケとはカサゴ目フサカサゴ科メバル属の海水魚のうち、体が赤く、大型になる物の総称。体長40~60cm以上にになる。水深200m~1000mの深い海に生息するため、釣り上げられたとき、水圧の急激な変化により目が飛び出すことから”目が抜け出る”という意味」とある。

今日、盛岡水産に入荷、八戸産のメヌケは、箱には「キンメヌケ」と表示がしてあった。

確かに1月30日の写真のアコウメヌケと違い真っ赤ではない。オレンジがかった赤色で独特の体色である。

単価も倍以上。

サンコウメヌケと思っていたが「オオサガ」のようだ。地方名コウジンメヌケ、ホンメヌケなどと呼ばれている。

  

写真を見てもらえば分かるが(左)背びれには斑紋がない。サンコウメヌケには一つの黒斑紋がある。

右の写真は頭の後ろに「八」の模様が見える(尾の方向から見て)。メヌケの特徴でもある。

料理は鮮度よければ刺身。皮下に脂があるので霜皮造りが良い。身がしっかりしていて歯ごたえ、そして旨みと申し分ない。

代表格は鍋やアラ汁。骨、皮など脂が出てきて極上の旨さである。勿論煮魚も最高。

輸入の冷凍メヌケの切り身など問題にならない旨さである。

メジナ

Filed Under (未分類) by suisan on 01-02-2010

メジナと聞くと誰しもいやな顔する。

試食させようと「刺身」にした。

「旨い、本当にメジナ?」従業員8人に食べさせ8人が旨いと答えた。

それもそのはず「寒メジナ」で今が旬。

夏場のメジナは小魚や甲殻類を主食にしている。この時期は海藻類を主食にしていて磯臭さがない。

食べ物によってこれほど味が変わる魚はいないだろう。

メジナ(スズキ目メジナ科メジナ属)静岡県産、盛岡水産入荷。

  

写真が黒くて見づらいが了承してください。

近種にクロメジナが入るが、これは普通のメジナ。海が荒れると入荷が増える魚と、以前にも紹介した。

北海道南部以南から台湾までの沿岸域に分布。琉球列島では稀。

外海に面した浅い海の岩礁域に生息。産卵期は2月から6月。

試食した感想に追加。身は透明感があり、しっかりしていて歯ごたえもいい。血合いの色も綺麗だ。

もう少し脂があれば、と思うが、これで十分だろう。

他の料理として焼き魚、ポワレ、煮魚、唐揚げ、鍋材などに使える。

価格も安い。買い得だろう。

当然、回転鮨清次郎イオン店、北田氏にも購入してもらったので今日のお勧めになっていることだろう。

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