ヒラツメガニ

Filed Under (未分類) by suisan on 04-08-2009

ヒラツメガニ(エビ目カニ下目ワタリガニ科)岩手県・洋野町産、盛岡水産。岩手魚類にも大船渡産が入荷していた。

北海道南部以南、九州、沖縄、朝鮮海峡、黄海などに分布。

波打ち際から水深100mの浅い海で棲息するが水深20m位に集中している。

普段は岩陰にかくれたり砂に潜りじっとしているが、夜行性で小魚やエビ、ヤドカリ類を捕食する。

甲幅は10cmを超える程度。手軽に獲ることができるカニでもある。

後ろ2本の足は(各1本)遊泳脚で遊泳して移動もできる。

繁殖期は秋~春。

築地などでは一般に入荷が少なく、知名度もないが、盛岡には頻繁に入荷がある。

ヒラガニ、マルガニ、H(エッチ)ガニなどの呼び名がある。

食べ方はやはり味噌汁が一番。殻から半分に切り味噌汁へ。濃厚な出汁が出る。

小さいがミソの味が堪能できる。足を持ち付け根にかぶりつく。

唐揚げも良い。小ぶりなものをじっくり唐揚げにする。殻は思ったより柔らかい。

カケハシハタ

Filed Under (未分類) by suisan on 03-08-2009

7月28日、ユカタハタと一緒に築地から入荷。東京・小笠原産。

送り状には「キジハタ」とあるが全然違う。ホウキハタに似ているが「カケハシハタ」のようだ。

(スズキ目ハタ科マハタ属)

いろいろ調べてみたらやはりホウキハタやイヤゴハタなどと一緒に入荷することもあると言うが、模様が少しずつ違う。

南日本からインド洋まで分布。岩礁域、もしくはその周辺で棲息。

刺身で、鍋物で非常に美味しい魚である。ハタ特有のしっかりした身と味わい、すばらしい。

鍋材料としても非常に美味しい。どちらかといえば熱を入れたほうが美味しい魚である。

ブイヤベースやムニエル、塩焼きなどは特に旨さを引き出す。

  

最大で30・40cm。写真は大きさの限界に近い。

クビレズタ(海ぶどう)とマンボウ

Filed Under (未分類) by suisan on 01-08-2009

海ブドウ、本名クビレズタ(イワズタ目イワズタ科イワズタ属)沖縄県産、仙台市場より。

クビレズタは一般に海ぶどうとかグリーンキヤビアなどと呼ばれている。

日本では南西諸島、日本国意外では東南アジアやオセアニア等の浅海域に分布。砂地に棲息している。

長さ2~5m程に成長する葡萄茎を伸ばし、その途中から直立する茎が食用となる。

球状の小枝が密集して「ぶどう」に似ている事から海ぶどうと名付けられた。

食用としたは昔から沖縄などで食べられていて、塩抜きをしてから醤油や三杯酢のタレに浸け食べる。

ドレッシングでも旨い。

調味液に長く浸すと独特の食感でもあるプチプチ感がなくなり、しぼんでしまう。

水洗いも15度以下ではしぼむので注意。

又、低温に弱く冷蔵庫で保存すると萎んでしまう。

沖縄では養殖が行われており、全国に発送されている。(写真も養殖かな?)

沖縄産とフィリピン産は違いがあるか検査中であるが、フィリピン産を沖縄産として偽装販売した業者もあるので注意。

使い慣れている人は沖縄県産意外は嫌だ、と話している。

 

今日も「体感ツアー」があるので、岩手魚類、水本係長に「マンボウの姿」を発注したが、1.9kgの子供?

 

それでもマンボウの説明を子供達にしたがやはり迫力に欠ける。

休み明けは迫力のあるマンボウを期待している。

水本係長の後姿。今日が35回目の誕生日。独身。(花嫁募集中)

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