昨日から岩手魚類に「ホタルイカ」が入荷している。
解凍物ではない。ただハシリで型は小さい。
ホタルイカ(ツツイカ目ホタルイカモドキ科ホタルイカ属)兵庫県日本海側産。
体長5~6cmの小型のイカ(写真はもっと小さい)。体は褐色。体表に数百の発行器を有し、青緑色に発行。
この発光する様子から、昆虫のホタルの名をとり「ホタルイカ」と名づけられた。
分布は日本海全域と太平洋側一部、オホーツク海など。特に富山湾は有名。
産卵は一年通して行われる。富山湾では11月、12月。そして2月から7月。
浅瀬で産卵が行われオス、メスともに死んでしまう。
2週間ほどで孵化、潮のってやや北上。外洋の表層、中層に生息。
昼は水深200~600m前後にいて、夜になると30~100mあたりに浮き上がる。
一年で成熟し、交接、産卵、そして死んでしまう。
料理は茹イカ(写真も茹イカ)、刺身、煮物など。
茹でたホタルイカの目と口ばしを取り酢味噌合えが一般的。
刺身は必ず内臓をとり水洗いすること。内臓には旋尾線虫と言う寄生虫が生息している。
ホタルイカを食べた後皮膚にミミズバレがおこったり、激しい下痢、腹痛があり、腸閉塞を起こす場合もある。
たいていは腹痛と発疹が出るていど。旋尾線虫の幼虫はホタルイカから人間の体内に入る。親虫や宿主も不明。
体内の虫を外科的摘出しか方法がない。体長10mm太さ0.1mmより細長い虫である。
できるだけ生食は避け、十分に過熱するか-30度で4日間以上の冷凍が必要。
又、ホタルイカは手のかかる食材でもある。
寿司の軍艦でも美味しそう。清次郎イオン店も購入していった。
富山産など見えたらまた写真を掲載しよう。
盛岡水産に体重80kg全長1m70cmぐらいの「イシナギ」が入荷。岩手県山田産。
(私が寝ているみたい)
田清水産前に市場関係者が見学にきた。
築地からは大ヒラメ。約9kg。熊本産。
海は広いな大きいな・・・なんて口づさむ。
秋田の温泉旅館に購入していただいた。