今日はサメガレイ(カレイ目カレイ科サメガレイ属)岩手県宮古産、盛岡水産入荷。
地方名、本田ガレイ、セッタガレイなど。
皮を剥いての入荷が多い。その場合はむき本田、むきガレイ、ハダカガレイなど。
北海道、三陸、福島などからの入荷が多い。
日本各地、千島列島から渤海。水深150m~1000mの砂泥底に生息。クモヒトデなどを捕食。
寿命はオスで9年、メスで13年。メスの方が大型になる。
産卵期は北太平洋では1月から2月。水深600m~900mで産卵する。
写真を見てわかるように表面がザラザラ。そのために「サメガレイ」の名がついとも言われる。?
鮮度の良いものは刺身が美味しいといわれる。(私はまだ食べてはいない)
白濁りした身にはたっぷり脂があり美味しい、が、脂が強く沢山は食べられない、と聞く。
写真は勿論刺身OK。でも姿を見れば生食は控えたい・・・気がする。
普通は煮付け。身のしとやかさと脂身が最高。非常に旨い魚である。
子持ちの時期を待ちわびている人もいる。
そのほかの料理はフライ、ムニエル。
皮は捨てると聞くが、カリカリに焼くと良いつまみになると言う人もいた。
顔のアップである。
でもカレイ類は不思議だ。生まれたときは普通の魚のように両側に目がある。
成長につれ片側に移動し、表側に2つ揃うという。
本当に不思議!