三陸の毛ガニ漁が始まり、昨日から入荷している。
毛ガニ(エビ目カニ目下・クリガニ科ケガニ属)岩手魚類入荷。宮古産
(メスの毛ガニは12月6日にブログしたので参考にしてください)
別名「大栗蟹」と呼ばれ日本海沿岸、茨城県以北の太平洋岸からアラスカ沿岸までとその近辺の海に広く分布。
水深30~200m程の浅い海の砂泥底に生息。
肉食性で多毛類、貝類、甲殻類、小魚など捕食する。天敵はオオカミウオやミズダコなど。
大きいものは刺身、茹でガニなど。小さいものは鍋や味噌汁。
好みの差はあるとは思うが、カニの中でケガニが一番旨いと思う。
盛岡市内の魚屋さんに「三陸産のケガニ」は出回っていると思うので是非、ご賞味ください。
(小ぶりなのが難点)
ついでにクリガニ(クリガニ科クリガニ属)北海道産。
クリガニは根室以北、トゲガニは東京湾以北の本州と北海道の日本海側に生息。
甲羅が五角形でケガニより小さく「ケガニになれないクリガニ」と童謡があると言う。
クリガニにはトゲクリガニという同じようなカニが存在し、見た目ではわかりづらい。
目と目の間のトゲが4本同じならクリガニ。
中2本が長ければトゲガニと言うが奇形もあるので産地からの名前を頼ったほうが良い。
料理はケガニと同じ。味もそんなに遜色はないようだ。
しかも格安。