レプトケファルス(ノレソレ)

Filed Under (ノレソレ) by suisan on 17-02-2009

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ノレソレ・ベラダ、(レプトケファルス及びプセファルス、愛知県産、築地より)

透明で写真の撮りようがない。見えにくいと思う。

皿の上に3匹、顔を中心に撮影。写真をクリックすると大きくなるので見てください。

カライワシ目、ソトイワシ目、ウナギ目などの葉形幼生の総称。ウナギ目ではハモ、マアナゴ、ウナギなど。

詳しいことはいまだ不明な点が多いが、ウナギの場合、南方の産卵場所で孵化し、レプトケファルスに成長。

日本沿岸まで黒潮に乗って北上してから変態しシラスウナギと呼ばれる稚魚になり、河川などの淡水に上がって成魚となる。

又、人口飼育も可能となり、ハモはエビすり身、ウナギはサメの卵黄を原料とした人工飼料による餌付けに成功している。

難しい話はこれくらいにして、我々は「ノレソレ」と呼ぶ。アナゴの稚魚と教えられた。

関東でもノレソレ、岡山県ではベラタ。

高知県ではノレソレ(高知からこの名が広まったようだ)、生きたまま土佐酢、三杯酢などにくぐらせて、踊り食いされることが多いようだ。

我々も鮮度が良いうちに生食する。味はさほど無く、旨いともいえないが、春から初夏にかけての季節感ある食材である。

加熱しては溶けてしまう。ゼラチン質の多い体である。

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