オキナヒメジ

Filed Under (オキナヒメジ) by suisan on 16-09-2010

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オキナヒメジ(スズキ目ヒメジ科ウミヒゴイ属)長崎県産、岩手魚類入荷。

  

南日本からフィリピンまで分布。

漢字で「翁姫魚」「翁遊女魚」「翁緋女魚」と書く。

顎の下のヒゲ=白いヒゲが翁のように見えるから付いた名前なのかな?

生息場所は岩礁域やサンゴ礁域の浅い場所に単独もしくは小規模の群れで行動する。

このヒゲを砂の中に入れ、餌を探す。探知機のような物。

主に多毛類や甲殻類をたべている。

  

食材としては刺身やムニエルなど。食べてはいないが生でも加熱しても結構旨い魚のようだ。

刺身は皮下に風味や甘みがあるため霜皮造りが良い。

加熱(ムニエルなど)でも3枚に卸し、皮付きのまま火を通したほうがよさそう。

中華料理の蒸し物にも使われる。

似た魚に「オジサン」や「ホウライヒメジ」「タカサゴヒメジ」などがいる。皆、ヒゲが名の由来かな。

タイの代用に出される「お祝い用の魚」との事である。

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