11月に入ると鮑漁が解禁し、身はカンポ等作り肝が売りに出される。
我々はトシロと呼ぶ。
砂袋をとり、山葵醤油で食べる。(鮮度が良い場合)
生食が嫌いな場合は一晩、塩漬けにする。煮ても美味しい。
三陸の珍味である。
昨日、釜石から届いた入りあわせになんと「キントキダイ」が混ざっていた。
キントキダイはこのブログでも紹介済なのだが、日本近海では南日本の太平洋岸、岩礁やサンゴ礁の周辺を遊泳する底生魚で、水深10m~200m位で生活している。
一般に肉食性で小魚や甲殻類を捕食し、多くは夜行性である。
なのに何故、釜石産なの?
コケがサンドペーパーみたいでコケを取らずに三枚卸にして刺身にする。コケのついた皮を揚げたりすれば(こんがり焼くか)
違う食感を楽しめる。
写真は撮らなかったが今日はヤガラが入った「入り合わせ」が、岩手県・山田産より入荷していた。
三陸は変だね。
もう一枚の写真は「モンコウイカ」千葉県産、岩手魚類入荷。
最近は青森・岩手産のアオリイカばかり見えていてモンコウイカ(コウイカ)は久しぶり。
鮮度抜群でヒレ?の周りの黄色いラインがはっきりしていた。
色の黄色いコウイカ類が身が硬め。でも、刺身は甘み、旨みがある。
天ぷらは最高。