テレビ・ラジオで「今年はサンマが不漁。高い」と報道されていたが、漁前の調査では豊漁だった昨年以上にサンマが確認されている。
案の定、今日入荷のサンマは先週の半値以下。
盛岡水産の売り場だが、サンマとカツオが中心。
北海道に水揚げされた物で、これが宮古や大船渡に水揚げされるようになればもっともっと手ごろの値段になる。
その日も近い。
岩手魚類に入荷の”入り合わせ”の中に「スギ」が混ざっていた。
成長が早く温かい地方では養殖が盛んに行われている。
天然物の生息域は東太平洋を除く世界中の温かい海を回遊。
大きい物で1mを超える物もいる。
養殖物は脂が強く、身がやや柔らかい。昔は「カンパチ」のとして売られていたが、今は「スギ」の名でなければいけない。
まあ、地方によっては「クロカンパチ」の呼び名もある、とか。
天然物は漁も少なく、脂も薄いがサッパリして身が締まっている。
刺身の他には脂分が少ないので脂を使う料理が合うようだ。
名前の由来は「木の杉」のように真っ直ぐだからと言うが・・・?
他に大槌から入荷の”入り合わせ”の写真も添えよう。
イナダ、マトウダイ、アンコウ、小ヒラメ。