毎日、毎日 暑さが続く盛岡。
魚を陳列していても、見る見るうちに氷が溶ける。
家庭でも熱い思いをして焼き魚を作ってもらっても箸が進まない。
人間にとっても、魚にとってもいやな季節。
なんて考え市場の中を歩いていると、これナニ?
抗菌シートをかけられたメダイ。盛岡水産、長崎県産。
これなら表面も乾かないし、衛生的である。
そして、やはり盛岡水産入荷の宮城県産のサバ。
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水道水を電気分解しアルカリ電解水を作り、フレーク状に凍結した氷の中にサバが入っている。
魚の鮮度を保つためと、言う。(特許を取ったとか)
まだまだこのような取り組みはこの世界では少なく、夏でも冬でもただ氷の上に魚を並べてあるだけの物が大半。
生食であろうが、過熱用であろうが同じ仕様。
それに対し、この方法なら魚が美味しそうに見える。
経費もかかるのだろうが、これからはこのような事が必要になってくるのではないかな。
他にもこのような取り組みをしている会社もあるかも知れないが、暑さならでは目に付く光景である。