アカマンボウ

Filed Under (アカマンボウ) by suisan on 23-07-2010

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昨日、岩手魚類より「アカマンボウをブログに載せて」と言われ、見たが目が落ち込みどうかな?と思っていた。

だが、「卸して」との依頼が来て、弊社マグロの親分が手がけているのを見て、載せないわけには行かなくなった。

岩手県・山田産。(全体像が暗く見えにくいと思う。回りも血などで汚れているがご了承願いたい)

胸ヒレのところに15cmの定規を置いた。大きさが分かるかな。

北海道以南の太平洋側と津軽海峡以南の日本海。世界中の暖海域に生息。

海面から500m位の深さまで確認されている。

食性は肉食でクラゲ、イカ、オキアミや小魚などを食べている。

敵は外洋性のアオザメやホオジロザメなど大型のサメである。

 

まず、お腹周りを切り取る。

  

首の後ろに切れ目を入れる。背中にも切れ目を入れる。

  

真ん中に包丁をいれ、背の部分を切り離す。そしてお腹の部分を卸す。

  

半身の解体が終わった。裏はもっと難しい。が、

店にお客様が見えたので撮影はこれまで。

卸しながらマグロの大将「久々に鮮度の良いマンダイ(別名)を見た」と話していた。

料理は刺身やフライ、ムニエルなど。

刺身はピンク色が旨そうに見える。ただ、ほとんど赤みで脂分はない。

一箇所だけ、お腹のそばだけは脂がありトロ?みたいに旨い。

全体には油を使う料理のほうが合う。

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