土曜日に「休み明けご期待を」と記入したが、ブログに合う魚が見当たらなかった。
ただ、スルメイカ(青森県産)がだいぶ大きくなってきた。
本来の「夏イカ」のサイズには程遠いが今までに比べれば成長した。
下写真はマコガレイ(宮城県産)盛岡水産入荷。
旬は初夏から晩秋。活物なら刺身が旨い時期である。
旬が少し先ではあるが築地から「カマス」(神奈川県産)が送られてきた。(盛岡でも入荷している)
サンマより一足先に秋を告げるカマス。秋になれば脂がのり非常に美味しくなる魚である。
「秋茄子は嫁に・・・」の例えがあるように「秋カマスは嫁に食わすな」の諺がある程である。
海の中層で暮すカマスは、上層で暮す小魚などを食べやすいようにウケクチになっていて、鋭い歯は奥に向かって生えている。
スマートな体で時速150kmにも達するスピードで大きな口を開け小魚を飲み込む。
消化器が短く消化も早く常に空腹状態であるため貪欲に餌を追う。
スピードのもとは体に似合わない太い尾にある。
盛岡近辺ではカマスは焼き物、天ぷら材など過熱用としか考えられないが、刺身や寿司などにも使う地方もあるようだ。
それほどの鮮度の良いカマスに合ってみたいものだ。