ウケクチメバル(パンダメバル)

Filed Under (未分類) by suisan on 11-06-2010

岩手魚類入荷のノドクロ(ユメカサゴ)の中に紛れ込んでいた変わったメバルらしき物を見つけた。

産地は千葉県産。

  

我々が言うメバル(ウスメバル)とは一寸違う。右の写真は上がウスメバル。下が今日の主役、ウケクチメバル。

生息域は岩手県から高知県まで。

普段ウスメバルが入荷するのは青森県が多いので混ざることはないのだろうが、千葉県などではウスメバルなどに混ざり単なる”メバル”として流通しているとの事。

又、岩手県産のメバルの中にあっても見逃していたのだろう。

体全体が丸みをおび、目から先の鼻までが短く、下唇が出ているように見える。

  

これがウケクチメバルの名前の元なのでは?。

鰓には縦長の黒い斑点があり、体にも鮮明な斑紋があるため”パンダメバル”なのかな。

目と目の間には逆八の字の棘がある。

よくチダイ、メバル釣りの外道として釣られることが多いと言うが、食べられない訳でもないのに外道とは可愛そうだ。

料理は刺身、塩焼き、煮付け、干し魚など全て良し。

最大で30cmぐらいになるとの事ではあるが、20cm弱の小ぶりな物が多いため外道と扱われているのかも。

Post a comment

ads
ads
ads
ads