低気圧の関係などで魚の入荷状況が芳しくない。ブログネタもとぼしい。
写真を撮ったのはこれ一枚。天草産蓄養マグロ。
マグロといえば今、「地中海のマグロ取引について」世間をにぎわしている。
「もうマグロ食えないの?」なんて質問も多い。
確かに地中海のマグロは日本にとって大切である。
日本における「蓄養マグロ」は20年ほど前、沖縄や奄美などで始まったように記憶している。
現在の「マグロ蓄養」は九州近辺や四国、三重、若狭湾などと拡大されてきた。
これからも各地で色々試されていくだろう。
これからは「育てる漁業」に代わって行くのではないか。
日本の技術なら「蓄養マグロ施設」はそう遠くないうちにもっともっと拡大してゆくと思う。
先日もテレビで「蓄養マグロの味を良くするには科学飼料ではなく鯵を、身を赤くするには烏賊を」などと話していた。
ここまで進んでいる。
昨年暮れから「蓄養」カツオ、サバ、イナダなどが入荷した。
たぶん科学飼料で育てたのだろう。なんとなく従来の蓄養マグロの味がした。
これからも試行錯誤し、より美味しい魚が生まれるだろう、と期待する。