イカナゴ(メロード)は昨年4月7日に紹介している。下記参照。
http://blog.tasei.jp/suisan/archives/date/2009/04/07
今日は岩手魚類に「釜揚げ」が入荷。愛知県・篠島産。
冬に生まれたイカナゴの子供は春に釜揚げとして市場に出回る。(春の限定品)
カタクチイワシよりも苦味や脂も強く好き嫌いがあるようだが、私は好きだ。
大根おろしを沿え醤油かポン酢、生姜醤油をかけて食べる。
あっさりした中にも旨みがある。
瀬戸内海の近辺では「くぎ煮」なる家庭料理もある。
採れたてのイカナゴの稚魚を醤油、砂糖、生姜を入れ短時間で煮揚げる。
出来上がりが釘のようなので「くぎ煮」と言う。
関西方面の”かなぎちりめん”はイカナゴを干した物。(ただの”チリメン”とも呼ぶ)
こちらも多少のクセはあるが、カタクチイワシより脂があり旨いと思う。
小さい魚といえば先週あたりからキンキンの子供が入荷している。
わずか15cmほど。トロール網にかかるからとはいってももったいない。
大きく成長すれば”高級魚”になるのに・・・。