予定通り「ウッカリカサゴ」2月18日撮影、岩手魚類入荷、島根県産。
宮城県以南~東シナ海、日本海では山陰や朝鮮半島南部。
カサゴは25~30cm位、浅い海にいるのに対し、40cmぐらいになり沖合いの深場に生息。
赤い光は深い所まで届かず、赤い色した魚は敵などに見えにくい。メヌケにしろ深場にいる魚は赤色が多く見られる。
見た目での判別は瘡のような模様がカサゴでははっきりとしていない。
下の写真はウッカリカサゴ。はっきりした斑紋がある
旬は同じで秋から冬。やはり卵胎生。
白身でクセがなくしっかりとした身でやはり旨みは皮下にある。
煮魚にすれば肝、胃袋、皮、目玉と出汁がでて旨い。やはり味噌汁、潮汁やブイヤベースなどに向いている。
なんと言っても刺身がうまい。
カサゴ同様小ぶりなら唐揚げなど最高。骨が硬いので2度揚げや中骨を取り除いたほうが食べやすい。
千葉・外房などでは「カンコ」、静岡・伊豆では「ボウチョウカサゴ」などと呼ばれている。
市場ではカサゴもウッカリカサゴも区別されず同じ箱に入ってくることが多く、又、一般のスーパーやお店に陳列されることもほとんどないように思う。