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イメージがうかばない
Filed Under (未分類) by suisan on 12-02-2010
色々、市場の中を歩いても今日の「ブログ」のイメージがうかばない。
ネタになる魚がいないことが原因か?
最近、一寸気になっていたのが「スルメイカ」
三陸のスルメイカ漁は終了し、現在は九州・福岡や長崎県産が多くなってきている。
たまに静岡産、富山産なども入荷している。
写真は2月3日に撮影した福岡産。(今日は長崎県産)
形は大きめだが、腑わたが少ない。身を食べるなら良いが「塩辛」には向かない。
このスルメイカはツツイカ目アカイカ科スルメイカ属。寿命は約1年。
日本海には大きく分けて3群に分かれる。
①9月から11月に、東シナ海北部から日本海南西部までの沿海にて発生。日本海の沖合いを回遊して成長する。
②12月から3月に、東シナ海から九州北部までの沿海で発生。黒潮に乗り太平洋側を回遊。太平洋側での水揚げの多くはこの群系。
③4月から8月にかけて日本海本州沿岸から九州沿岸までと、伊豆半島周辺に発生。一番小さい群系。
スルメイカは日本固有の種で日本列島周辺海域に分布。北はオホーツク海から東シナ海に生息している。
スルメイカの名の由来は、墨を吐き群れる(墨・群れる)が「スミメ」を経て転訛したとか?
かなり昔から日本人に食べられていたのがわかる。
食べられると言えば、中型の魚、鳥類、イルカ類、マッコウクジラやアザラシなどの食料となっている。
かなり多く繁殖しなければこれらの食を満たすことが出来ないのではないか。驚きである。
スルメイカの食料は小魚などで、すごい食物連鎖である。
「スルメイカ」とは東北などで「干したイカ」の事を言うが、れっきとした本名。干したイカは保存食でお酒のおつまみに最高。
歌にもある「肴は焙ったイカでいい~」なんて。
今、三陸はスルメイカではなく「ヤリイカ」が獲れている。青森や岩手などから入荷。
写真は今日、青森県産。
何だか支離滅裂な文章になった。・・・ゴメン!