カイワリ

Filed Under (未分類) by suisan on 09-02-2010

カイワリ(スズキ目アジ科カイワリ属)鹿児島県産、岩手魚類入荷。以前にも紹介した記憶があるが・・・。

インド洋及び太平洋の温帯海域に分布。

日本では宮城県、能登半島以南の沿岸の浅場から水深200mぐらいの砂泥底に多く生息している。

海底の砂泥を吸い込み、中にいる多毛類や小型甲殻類など底生動物を食べている。口が砂泥を吸いやすくできている。

最大で40cm位になるが、通常15~25cm位。

シマアジとも似ているが、体高が高く、シマアジより厚みがない。

幼魚時代には体側に6本の暗褐色の横帯があり、成長と共に消える。

カイワリ→貝割と漢字で書く。「貝割」とは二枚貝を開いた形をいゆう。体がそれに似ているからか?

又、尾が発芽した双葉(同じく貝割という)のように見えるからか?

  

味はシマアジにも匹敵するほど美味しいとされ、大型のものはそれ以上という人もいるほど。

刺身も透通った身で食感、脂(夏)ものり濃厚な味わいで非常にうまい。

塩焼き、煮付け、ムニエルなどもいける。

大型は高級魚の部類。小型は惣菜用になる。

他の呼び名では「メッキ」「メカリアジ」「ピッカリ」などと呼ばれている。

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