子持ちイイダコ

Filed Under (未分類) by suisan on 20-01-2010

イイダコ(タコ目マダコ科マダコ属)佐賀県産、築地より。

ブログでは何度も紹介しているが、「イイダコ」はこの時期の「子持ち」が一番。

イイダコの「イイ」は「飯」、米粒に似た大粒の卵を持つことからきているとか。

プラス「子持ちイイダコ梅煮」なんて「春」の献立に最高である。

このイイダコは北海道南部以南の日本沿岸域から朝鮮半島南部、中国沿岸域の東アジアの浅海に分布。

波うち際から水深10mほどの、岩礁域や岩が存在する砂泥底に生息。

甲殻類や多毛類、貝類やさまざまな小さな海底生物など食べている。

天敵は人間や大型肉食魚(マゴチ)など。

昼は岩陰や大きな二枚貝の殻や空き缶などに隠れすんでいる。夜になると海底を移動して餌を探す。

産卵期は冬から春。岩の間などに産卵し、メスが保護する。卵が孵化すればほとんどのメスは死んでしまう。

最大でも30cmほどでタコの中では小型である。

足の付け根には2つの金色のリングがある。また、目と目の間に長方形の模様がある。

料理に使う場合は頭(胴)の中の墨袋を取り、水洗いして、尚且つ塩もみして湯がえる。それだけでも美味しいがおでんの具や大根と煮たり、色々な煮ものになる。、

唐揚げも美味しいし、金串で刺し(生の状態)焼いても美味しい。

有名な産地として瀬戸内海や有明海、三河湾など。

朝鮮では「サンナクチ」と呼ばれる踊り食いなど有名。鍋材としても用いられる。

中国料理にはタコを食材とした料理はないとか?(タコを食べる文化はないようだ)

 

弊社、つりキチが17日盛岡近郊のダム?にてワカサギを250尾ほど釣ってきた。

おこぼれをいただいたが、原型の写真を撮る前に「天ぷら」になってしまった。写真だけ紹介しよう。

ご馳走さま!

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