海藻

Filed Under (未分類) by suisan on 08-01-2010

写真は今日の8時40分ころの駐車場。

5・6日の大雪で除雪された雪の壁がいたる所にある。

よほどの事が無い限り暖かくなるまで消えないだろう。

一月に入り寒さはこれからが本番だが「海藻」は色々出てくる。海藻を見れば春のイメージが出ている。

  

どちらも岩手県産。マツモ(イソガワラ目イソガワラ科)とワカメ(コンブ目チガイソ科)。

マツモは根の部分と葉(直立部)とに分けられ、根の部分は硬く多年生で食べられないが、根の部分から初冬に芽が出てきて冬から春に食べごろになる。

夏になると芽の部分は消失してしまう。

太平洋側の犬吠崎は南限とされ、東北、北海道では生マツモや乾燥・焼きマツモとして食べられている。

味噌汁やお吸い物の具として、生マツモは酢の物などに使われる。

特に焼きマツモは香り、風味、色合いなどすばらしいものである。

ワカメは北海道以南の日本海側、太平洋側は北海道から九州にかけての浅い海に生息。

昔から食用の習慣は日本と朝鮮半島にしかなく、現代では日本の養殖技術の導入により中国でも食べられるようになった。

韓国では日本人の3倍もの消費量とのことである。又、ワカメは健康食品としても注目されている。

「三陸のワカメ」は質、量とも好評かを得ている。

又、根の部分は「メカブ」としてまた違う食感と味を楽しめる。

これからどんどん海藻が入荷して、春が来る。楽しみである。

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