何気なく店頭に並んだサバ。良く見れば宮城県産・蓄養マサバ。
なんと面白いネーミングだろう。「伊達さば宗」。
女川産のサバを9月頃獲り、ギンザケの生簀に入れて育てたものらしい。
いまや魚にも「ブランド」志向が高く、色々な魚に色々な名前をつけ売りがされている。面白いことだ。
昨年は「戻りカツオ」がなく、サンマ、サバ等が豊漁。三陸でもマサバやゴマサバの入荷状況が良かった。
その副産物ではないかな。
今まで我々は「淡路島のうず潮サバ」なる養殖のサバを購入していた。サバとしては高価なものである。
この「伊達さば宗」が安定供給できれば、切り替えることが出来る。
宮城産とは言え同じ「三陸」である。
蓄養なので脂が強いと思う。下の卸したサバを締めてもらい試食してみよう。
私のモノサシが15cm、ゆうに30cm以上、重さが0.95kg、リッパなものだ。
おりしもニッスイの水産事業部の方が仙台よりお見えになり、こと細かくご説明を受けた。
「水ぬるむ3月ぐらいまでは出荷できる」とのことである。楽しみである。