お節料理の材料

Filed Under (未分類) by suisan on 27-12-2009

お正月用のお節料理の材料が続々と納品されてゆく。

写真は紅白の「小袖カマボコ」と「の巻き」、そして黒豆を煮た「ぶどう豆」。

   

お節料理は現在ではお正月の料理となっているが、「年迎えの膳」として大晦日に食べる料理で有ったと聞く。

やがて正月料理になる。

正月に「神様をお迎えしての新年、台所を騒がしてはいけない」と考えられ、煮炊きして保存のきく料理を作り置きし、女性を3日間家事から開放する目的もあった。とのこと。

昔は手作りの代名詞でもあったが、今はデパートでも売っている。ホテル、料亭などでも販売している。

その材料も料理人が手作りもあれば、出来合いもある。

例として以前紹介した黒豆を炊く料理人と、写真のような煮ているぶどう豆をつかう料理人とがいる。

田作りもそうである。どちらがよいのかは分からない。

写真の紅白の小袖カマボコは通常の小板より小さく、お重に並んだ姿がとても可愛い。

神饌の赤米と白米を連想させた祝儀用の物である。

の巻きは通常、伊達巻と使うようだが、品を考えれば「納巻き」の方が小袖カマボコと合う。

伊達巻は豪華さと書物の巻物に似ていることから、知恵が増えることを願う縁起物とのことである。

お節料理の一部でした。

Post a comment

ads
ads
ads
ads