12月中旬、今年も残り半月ほどで新しい年を迎える。なんて考えると気が焦る。
ついでに今年も「丹波の黒豆」が築地より届いた。一気に焦りが倍増。
「黒豆」はダイズの品種の一つで「黒大豆(くろだいず)」とも呼ぶ。
代表的な品種として兵庫県の「丹波黒」、京都府京丹波の「和知黒」、京都府亀岡の「紫ずきん」、岡山の「作州黒」、北海道の「早成光黒」などがある。
正月のお節料理には黒豆の煮豆は欠かせない。
当社では毎年「丹波産」を準備している。
昔は?結構量的にも多かったが、キジからの煮豆は時間と手間がかかるため、最近は煮た「ぶどう豆」と使う板前さんが多くなった。長期保存も可能になっているし、艶、形も綺麗だ。
反面、やはり手造りの味も残しておきたい。
我が家のばあさん(おふくろ)は、皺だらけの固めの黒豆を煮る。これはこれで味がある。
地方によっては長寿を願う意味も込め、皺入りを作ると言う。我が家のばあさんそこまで考えているかな?
本当に焦ってくる今日この頃です。