新巻鮭

Filed Under (未分類) by suisan on 07-12-2009

寒さが一段と増し、「新巻」造りが行われている。

新巻→昔からシロサケを保存するため、粗塩で塩蔵したもの。塩蔵したサケを藁で巻いたことから「わらまき」が転じて「あらまき」になったとか?

私のオヤジ85歳は山育ち。当時のご馳走と言えば「新巻鮭」。

60代の頃は毎年10本ぐらいの新巻鮭を干し、ニヤニヤしていた。干しあがると大きめに切、旨そうに焼いて食べていた。

アラは当然、味噌汁。軍隊で養われた料理技術で旨い料理を作る。

最近はいつでも塩鮭や紅鮭が手に入るので1・2本干せばよい方である。

我社でも毎年、150本ぐらい干して、販売している。

単独店舗の時代は軒先に干していたが、今はワゴンに並べて干している。(上の写真)

夜には猫がご馳走をいただきに来るのを防ぐため、移動させる必要性があるからだ。

市場内での新巻鮭干しは・・・・。浜で寒風干しの方が旨いのだろうな。

ナメタガレイ(ババガレイ)も徐々に値上がりつつある。

(写真、腹の部分にびっしり卵が入っている)

年末になれば今の3・4倍に跳ね上がる。

冷凍技術の発達で高騰前に購入して、冷凍保存しているホテルさんもある。

今年はどれぐらいの高値が付くのかな?

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