コマイ

Filed Under (未分類) by suisan on 16-11-2009

低気圧の影響か?魚の入荷が非常に少ない。そして入荷している魚も高い。

確かに昨日、陸前高田に行ったが、天気は良かったが風が強かった。あの風が何の抵抗も無い海ならさぞや強烈な風だろうと思う。そして巨大なうねりとなるのだろう。魚の入荷が少ないのも分かる。

そんな中、市場を再三歩いていたら鮮度のよいコマイ(カンカイ)が見えた。だが、以前に紹介済みであるが写真を撮った。

コマイ(タラ目、タラ科コマイ属)北海道産、盛岡水産入荷。

漢字で「氷下魚」と書く。カンカイ「寒海」。厳冬期に氷を割って漁獲する。

当然「北の魚」で日本海やオホーツク海、ベーリング海など北太平洋に分布。

血液中にマイナスでも凍らない物質を持ち、産卵期は1月から3月。最大で40cm位。

写真は30cm位で300gとまあまあのサイズ。

干し魚や煮魚、練り製品の材料になる。

一般には頭と尾、内臓を取った形で干された物を良く見かける。軽く焙ってマヨネーズ、醤油をつけて食べれば良い肴になる。

  

特徴として、3つに分かれた背びれと2つに分かれた腹びれ、下顎より上顎が前に突き出ていて下顎に付いているひげが短いことでマダラやスケトウダラと区別が出来る。

物資の流通が発達し、これほどの鮮度の魚が流通できることに感心している。

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