ツキヒガイ(二枚貝網カキ目イタヤガイ科)築地より、鹿児島県産。
日本では山陰や房総半島以南の砂地に生息。
底引き網に混ざって獲れる程度で珍しい方だ。築地でもあまり見かけないと言う。
写真を見て分かるように表側の貝の色と裏側の色がまったく違う。ゆえに月と日なのか。(漢字で月日貝)
料理は酒蒸しや味噌汁、刺身も良い。
資料では刺身が旨みに欠ける、と言うが、試食してみたら甘みもあり結構旨い。帆立貝の柱とは違う味がする。
小さければ味噌汁も良いのだろうがこのサイズなら、やはり刺身をお勧めする。ヒモなどは加熱したほうが良い。
3kgに24~26枚いり。
ただ、三陸は帆立貝が幅を利かせている。刺身でどちらが旨いと聞かれれば「帆立」と答える。
頻繁に送られては困るが、今日は珍しいので足と止め、話題性はあった。
イオン南店の清次郎と田清魚店清水町が購入してくれた。お鮨ならイオン南店の清次郎でご賞味ください。
6月19日紹介した「南部もぐりのホヤ」の間引きが入荷してきた。
大きさ5・6cm。もっと大きくしてから獲ればと言う人がいたが、ホヤでも密集地帯では成長が悪いようだ。
毎年、この時期に間引きを行い、来年に備えるとか。
でも、小さい割りに肉厚で旨い。今晩の晩酌の友に決めた。