ニギス

Filed Under (未分類) by suisan on 07-09-2009

ニギス(ニギス目ニギス科ニギス属)秋田県・能代産、盛岡水産。

変な魚が続く。名前は分かったが用途がよく分からず調べ、投稿。

全世界の熱帯から温帯域にかけて広範囲に分布。ニギス目のほとんどは深海魚である。

日本での生息域は日本海沿岸、太平洋岸は福島県沖以南。水深200m位の泥砂底に生息。

キスに似ているから「ニギス(似キス)」。確かにシロギスに似ているが、目が大きく一見深海の魚とわかる。

寿命は2~3年。産卵期は通年、特に秋と春が盛ん。1年で14cm位になり成熟する。

オキアミや浮遊性の小エビ、小イカ、タコ類、ヤムシなどを食べている。

食べ方は鮮度さえ良ければ刺身が旨い、との事である。目の輝きなど見れば鮮度が良いように見えるが、刺身で食べる気がおきなかった。

島根県などでは酢漬けにすると言う。他には干し物、すり身、煮付けなど。

すり身でさつま揚げを造ったり、つみれ団子にし味噌汁などに入れると出汁がでて旨い。

「沖ギス」「沖ウルメ」「沖イワシ」「目ギス」などの呼び名がある。

見た目も用途も「メヒカリ」に似ている。

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