7月16日、岩手魚類に長崎より入荷の「入り合わせ」の中に写真の魚が混ざっていた。なんだろと気になっていた。
何気なく図鑑を見ていたら、思い出し調べてみた。
イタチウオ(アシロ目アシロ科イタチウオ属)
千葉県及び富山県以南の南日本、インド・西大西洋域に分布。
アシロ科の魚はほとんどが深海性だが、イタチウオは浅海の岩礁域に生息。
多毛類や甲殻類、小魚類を食べる肉食性である。
吻(口)の回りに6本のヒゲがあり、一見「ナマズ?」。背びれ尾びれ尻びれはつながっていて三陸では「ドンコ(エゾアブラメ)」に似ている。
産卵期は7月~8月。最大で60cm位に成長する。
結構美味しい魚のようだ。椀種に向くと言う。
アシロ科の魚「ヒゲタラ(ヨロイイタチウオ)」は煮もの、椀種、刺身(昆布締め)など美味しい魚である。
そのヒゲタラに匹敵する旨さなのではないだろうか?
これで少しはスッキリした。
もう一枚の写真は「アカムツ」であるが、鮮度抜群。まさに光輝いている。ついつい写真を撮った。
秋田県産、岩手魚類入荷。