ゴマサバ

Filed Under (未分類) by suisan on 11-08-2009

しかし天候不順である。東北地方は今年は梅雨明け宣言をしないとの事。

又、日本近海まで熱帯低気圧が接近したかと思うと「台風」に変わり西日本に大きな爪跡を残し、今度は震度6弱の地震。

西日本はダブルパンチ。

市場での先週の話。「鰹が海水の温度の関係で水中深く移動。網が届かない。台風でも来て海を掻きまわさない限り盆前の鰹漁は不作だ」「お盆前に台風は来ないだろう」なんて聞こえた。

それが台風は接近中である。が、鰹が一番欲しい時期に台風の直撃とは!これでお盆商戦もガッカリ。

あわせて西日本の地震等で交通機関に影響が出ている。どうなるお盆商戦。

 

ゴマサバ(スズキ目サバ科サバ属)大船渡産、岩手魚類入荷。

  

「よくこれだけのゴマサバを消費するものだ」と毎日、関心している。

ゴマサバは寒い時期が美味しいとされているが、産卵後の初夏から夏でもそんなに味は落ちないといわれている。

だからこれだけ消費されるのだろ。

このゴマサバ、地方では「丸サバ」「ゴマ」と呼ばれている。

マサバより沖合いにいて、しかもより暖かい海水温を好む。棲息する水深もマサバより浅い。

成長も早いが寿命も6年ほどと短い。

 体のゴマ模様が特徴。

食性は肉食性。動物プランクトンや小魚、頭足類などの小動物を食べる。

料理は味噌煮や唐揚げ、焼き魚に〆魚。勿論刺身もOK。サバ節の材料にもなる。

旬の冬には小さいものでも脂があり美味しい。今なら皮目焼きポン酢などで食べたら旨い。

写真は首を折り血抜きをしている。ゴマサバ特有の血液の臭いを消すためである。

ただ、サバ類は痛むのが早いし、アニサキスの寄生もあるので注意が必要。

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