7月16日、長崎県からの「魚の入り合わせ」に私は見たこともない魚が数点入っていた。
名前を探すのも大変。写真は「タカノハダイ」だと思う。(スズキ目タカノハダイ科タカノハダイ属)岩手魚類入荷。
本州南部以南から台湾にかけて分布するとの記録があるが、太平洋側、茨城県以南の浅い海の岩礁域に生息している。
「タカノハダイ」などとカッコイイ名前がついているが、商品価値があまり無く、人気もない。
釣り人にも「外道」として扱われる。
理由として雑食性で何でも食べるので非常に磯臭い。
ただ、活で入荷したら血抜きをして、内蔵を傷つけないように処理すれば、意外に美味しい、との事である。
透明感のあるすばらしくきれいな白身で、シコシコした食感がとても良い。
臭みさえなければ、煮付けや塩焼きも旨い魚のようだ。
体の縞模様と尾の斑点などが特徴。顔をアップで撮影した。目と口の上にツノのような突起物があった。
変な魚である。