エゾバフンウニ

Filed Under (未分類) by suisan on 10-07-2009

エゾバフンウニ(右)とキタムラサキウニ(左)のツーショット。

エゾバフンウニ(エキヌス目オオバフンウニ科)岩手県宮古産、盛岡水産。宮古「佐々幸商店」より。

北海道から富山県、太平洋側は銚子位まで漁獲されるようだ。

高級な海産物にしては「馬糞」とは可愛そうだ。見た目がそのように見えるからと簡単な名前をつけたものだ。

身はオレンジ色していて剥き身のウニは「赤」といわれ、キタムラサキウニの「白」より高価である。

よく三陸の海でも、岩場で小さいものは獲れた。(今は獲ってはいけない)

北海道では夏から秋にかけての産卵期は禁漁期となる。

 

キタムラサキウニ(ホンウニ目オオバフンウニ科)岩手県宮古産、盛岡水産。「佐々幸商店」より。

写真では暗くて見えにくいが、エゾバフンウニより大きく、ウニの主流である。

相模湾から北、襟裳岬、サハリン南部。日本海側は朝鮮半島以北。

どちらのウニも「アリストートル氏提灯」と呼ぶ5個の石灰質の歯が合わさった器官で岩上の植物(藻)など削りとって食べる。

料理は単純に生食が美味い。他には蒸しても、焼いても磯の風味が旨みを誘う。

盛岡では殻に入った「イガウニ」は普通に流通しているが築地などでは板もしくはパックに剥き身での入荷がほとんどだと思う。

是非、この夏は盛岡へ観光にお出かけしてみてはいかがですか。そしてウニを胆嚢して見てください。(お盆過ぎれば食べられなくなる)

サンマも特大サイズが入荷し始めた。2kgに10尾。ハシリで高めだが脂がありそうで、旨そう。(北海道産)

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