今日は昼にかけお出かけ。遅いブロブとなってしまった。
盛岡は梅雨入りしてから晴天の日が続き、暑いが気持ちのいい一日であった。今の時期が一番好きな気候でもある。
エゾイシカゲガイ(マルスダレガイ目ザルガイ科)
茨城県鹿島灘から北海道、サハリン、オホーツク海並びに日本海に分布。
水深50m位までの砂泥底に生息。
今まであまり市場では見られなかったが、岩手県の広田湾漁協が養殖に成功。
苦心の結果、今年6~7トンほどの出荷が見込まれ、岩手魚類にサンプルが届けられた。
金曜日には販売できるとのことである。
「イシガキガイ(石垣貝)」と同じ物と言う人もいるが、漢字で「蝦夷石陰貝」、違うとの資料もある。
写真でわかるように比較的丸みを帯び、40~50本の放射状の線があり、ところどころ成長休止帯で区切られている。
良く見ると4段になっていた。
産地に近いためか、ものすごく元気で開こうとすれば、舌の部分を大きく出し、威嚇されているように見えた。
ヒトデなどに襲われたとき飛び跳ねて逃げる貝がいたことを思い出した。この貝なのか。だから元気なのだ。
料理は刺身、焼き物、酒蒸し、鍋など。生食は鮨が最高。
試食してみたが旨い! 鮮度抜群な上、コリコリした貝特有の歯ごたえ、そして甘み。一見?と思うが食べれば旨さがわかる。
ただ、料理した時、説明も添える必要がある。この手の食材は輸入のマズイ物ばかり見ている。一緒にされては困る。
そして大いに、岩手県の広田湾漁協をコマーシャルして欲しい。