3月1日岩手県の河川の渓流釣りが解禁になり、2日にブログでも紹介した。
今日は3月29日大槌川で釣られた「ヤマメ」を紹介しょう。
ヤマメ(サケ目サケ科タイヘイヨウサケ属)
漢字で「山女」、「山女魚」と書く。
北海道から九州までの川の上流などの冷水域に生息。
サクラマスには成長とともに海に下る「降海型」と河川のとどまる「陸封型」がいる。陸封型がヤマメである。
私たちは子供の頃「ヤマベ」と呼んでいた。
川の最上流に「イワナ」その下に「ヤマメ」中流より下に「ウグイ」。
イワナとヤマメは同居しないと言われるが、小さな川では交錯している。現に写真下はイワナ。
このヤマメ、体長25cm程。サビがまだ取れずにいる。ただ顔精悍である。
サケと同じ顔をしている。(当たり前)
産卵のため川にサクラマスが遡上できる場所ではほとんどのヤマメはオスである。
逆に海から遮断されている地域にはメスのヤマメもいる。子孫を残すための原理だ。
同種にはアマゴ(メスはサツキマス)ビワマスなどが有名。
食べ方は小さいものでもエラ、内臓を取りから揚げ、塩焼きなど。
白身で癖のない味である。(川魚の嫌いな方は癖があると言う)
寄生虫がいることがあるので生食は避けたほうが良い。
盛岡市は3本の川が市内で合流する水の都。
そのうちのひとつ、サケが遡上する川「中津川」。子供の頃より遊び場としていた川である。
そして、この美しい、パールマークの付いたヤマメはひとつの憧れの魚であった。追い求め遊びぼけたあの頃を思い出す。
岩手魚類には愛媛県産、養殖アユが姿を見せた。