クロダイ

Filed Under (未分類) by suisan on 21-03-2009

クロダイ(スズキ目タイ科ヘダイ亜科クロダイ属)千葉県産、築地より。

クロダイ(黒鯛)、チヌ、カワダイ(川鯛)などと呼ばれている。

北海道南部以南、台湾、香港まで分布するが、南西諸島には分布しない。(この地方にはミナミクロダイが生息している)

水深5~50mの湾内や岩礁域に生息し、稚魚は河口域。成魚は外洋の岩礁域。

雑食性で藻や甲殻類、貝類、多毛類など食べて成長する。

産卵孵化後は全てオス。15cm~25cm位は両性。3年目ぐらいからは雌雄に分かれ、それぞれ成熟し産卵活動をする。

大きくなるとほとんどがメスとなる。雌雄同体。

旬は夏から秋とされている。

料理は刺身、塩焼き、潮汁、煮付け、鍋、ポワレ、ブイヤベースなどいろんな料理になる。

刺身はタイ独特の白身で、クセが無く淡白で甘みもあり旨い。

最近は洋食で良く使われるようになり(淡白なので加熱料理は油を使った料理のほうが向いている)、ムニエルなどは皮目をこんがり焼いたほうがより美味しい。

出世魚で10cmぐらいは「チン」20cmぐらいでは「チンチン」25cm~30cm前後を「ケイズ・カイズ」30cm以上を「クロダイ」。

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