ヌマガレイ(カレイ目カレイ科ヌマガレイ属)山形県産、盛岡水産入荷。
日本海側は若狭湾以北、太平洋側は茨城県以北。世界では北アメリカ、カルフォルニア、朝鮮半島、沿海州に分布。
汽水域から淡水域にも入り込むため「川ガレイ」とも呼ばれている。
ヒレには表側(目のある方)は黄色と黒、裏側は白と黒の模様が特徴のひとつ。(タカノハガレイの呼び名もある)
又、表側の表面はザラザラしウロコは粗雑である。
一番の特徴は目が左側にある。(ヒラメ左、カレイ右の原理から外れるカレイ)
料理は煮付け、唐揚げ、バター焼き。身自体に脂が少ないので油を使った料理が合う。
そして捨てがたいのは刺身。活で入荷したなら刺身をお勧め。とかいた資料もある。
脂身は少ないがそれなりに味わえる、との事。
ただ、淡水にも入り込むカレイなためか?磯臭いのが気になる。
カレイにこだわって市場を見てきたのでヌマガレイ、スナガレイなど目に付いた。(あまり気にしていなかったのが現状)
岩手魚類からは目が右に付いた「養殖ヒラメ」を紹介してほしい、との事だったが、ごく稀に見かけるので普段であればパスするのだが、今日はヌマガレイ(目の向きが違うカレイ)だったので写真を添えよう。