アラカブ(カサゴ)と大船渡のホンマグロ

Filed Under (アラカブ) by suisan on 03-02-2009

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アラカブ(九州地方の呼び名、本名カサゴ・カサゴ目フサカサゴ科カサゴ属)福岡県産、盛岡水産入荷。

北海道南部以南、東シナ海に分布。

浅い磯回り、港回りなどの岩の窪みやテトラ間などに生息。磯釣りでよく釣れる。

10月~11月に交尾、体内で孵化した仔魚は11月から4月の間に体外に産出される卵胎生。

大きさは25cm前後に成長。

皮膚がただれたように見える(瘡ができた)ためカサゴの名が付いた、とか。

料理は刺身、鍋、塩焼き、唐揚げ、煮付け、ブイヤベースなど。

刺身は歩留まりが悪いため霜皮造りが良い。しっかりした白身で、歯ごたえと旨みが申し分ない。最上級の味。

火を通しても身崩れしないので、鍋やブイヤベースに最適。旨みが出ただし汁ごと食べられる。

 

今朝の岩手日報一面に「大船渡に本マグロ水揚げ」の記事が載った。

当社にもその一部が入荷。写真手前が「25kg」と見える。写真と同じマグロかな?

脂ののりもよさそう。

イトヨリダイ

Filed Under (イトヨリ) by suisan on 02-02-2009

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イトヨリダイ(スズキ目イトヨリダイ科)長崎・佐世保産、盛岡水産入荷。

琉球列島を除く本州中部以南の南日本、東シナ海、台湾などの深さ40m~250mの泥底に生息。

体は細長く、尾びれは二又、上端部は糸状に伸びている。

最大で40cm・50cmに達する。

ピンク色に近い体色に6本の黄色の縞模様がある。

癖のない白身でいろいろな料理に使われる。

最近は鮮度が良ければ鯛のように霜皮造り(湯引き)して刺身。旨みと皮下の風味が出て美味しい。

身が柔らかいので煮魚には向かないようだ。塩焼きや蒸し物が最適。

どちらかと言えば淡白な魚なので天ぷらなど油を使う料理向き。

洋食ではマリネ、エスカベッシュが良い。

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