いよいよ正月料理食材(お節関係)が動き出した。
田清水産の売上の3分の2は業務卸し。
各ホテルさんや料亭さんが作る「お節料理の仕込み」が始まった。
丹波産黒豆。(築地より毎年購入している)
大豆の品種のひとつ。種皮にアントシアニン系色素を含み、黒色。栄養成分は通常の大豆と同じ。
主に煮豆にする。特に「お節」には欠かせない。
一年まめに(活発に)すごせるように、と験担ぎである。
専門家は皮にしわが寄らないように煮るが、逆に長寿を願う意味でしわをわざと出す地方もある。
私、個人的にはしわがあり少し固めのほうが好きである。
田作、千葉県産。こちらも築地より。
カタクチイワシの幼魚の乾燥品。及びそれを調理した料理。別名「ごまめ」
こちらも正月のお節料理に欠かせない。
昔から田畑の高級肥料にイワシが使われていたことから豊作を願い食べられた。
ゴマメ(五万米)→漢字を見れば確かに豊作祈願でもある。
そのほかに田清水産では小袖かまぼこ(紅白)、の巻き、黒豆を煮たもの「ぶどう豆」など販売している。
だが、残りわずか。