昨日の春の高校野球決勝 花巻東対清峰は0対1で花巻東が惜敗。決勝戦にふさわしい試合で合ったが、岩手に優勝旗を持ってくることができなかった。次回の楽しみにしょう。
イシダイ(スズキ目イシダイ科)築地より、静岡県産。
昨日が「イシガキダイ」、今日が「イシダイ」と同属の、食用としても釣りの対象としても人気のある魚である。
どちらも「シガテラ毒」を持ったものもいるので注意が必要。特に大きい方が危ない。
北海道以南の日本各地、朝鮮半島南部、台湾に分布。
イシガキダイと同じように暖流に面した浅い海の岩礁域に生息。岩陰や洞窟に潜んだり、海底付近を泳ぎ回る。
食性もイシガキダイと同じで、甲殻類、貝類、ウニ類などのベントスを捕食。口ばし状の強靭な顎で貝類の殻を噛み砕き中身を食べる。
写真をみてほしい。歯と思っていたが良く見ると顎だとわかる。
産卵期は春。孵化した稚魚はイシガキダイと同じように成長する。
幼魚は7本の縞模様がくっきり見え、この時期は「シマダイ」と呼ぶ地方もある。
稚魚は東北でも夏に良くみられる。
30cm~40cmぐらいになると縞模様が見えなくなる。そしてもっと大きくなると口の周りが黒くなり「口黒」と呼ばれる。
最大で70cmぐらいまで成長記録がある。メスは成長しても縞模様は消えない。
料理はやはり刺身。高価な食材である。縞模様が消える頃の大きさが一番美味しいといわれる。
味も身質もイシガキダイと同じ。(昨日の訂正→塩焼きはあまり美味しくないようだ。磯臭さだ出るみたい)
その他の料理は煮付けなど。旬は夏から秋。
写真は縞模様が消えかけ、尚且つ口の周り(顔)が黒くなってきている。一番美味しい時期でしょう。