シンコ(新子)コノシロの小さい物。
コノシロ(ニシン目ニシン科コノシロ属)築地より。
春、早くに一回目のシンコが入荷してブログもしたが、2回目のシーズンが到来。
九州地方の豪雨の影響で漁ができず、又、少量の入荷のため、一時9万円まで跳ね上がったが、落ち着きやっと入荷するようになった。値段も手ごろ。(もう少し安くなればもっと売れる)
盛岡市山岸のお寿司屋さん「春にお客さんに食べてもらい、まだかと催促されている」との事。
シンコ10cm位まで、握り一貫に5尾から2尾、コハダ14cm位まで一尾から半身使い、ナカズミ、コノシロは握りにあわせカットして握る。
田清水産、お得意様のお寿司屋さんは大きくてもナカズミ位までしか使用しない。(写真の大きい方)
コノシロは東北地方南部以南(松島湾以南)の西太平洋、日本海南部、東シナ海、南シナ海に分布。
湾内に棲息し、(汽水域のも群れで棲息)プランクトンが主食で小型の甲殻類なども捕食する。
上記のように大きさで名前が変わる。最大で30cm位になり、寿命は3年ほど。
「寿司」と言う日本古来からの食文化に触れなければあまり食べられなかった魚である。
焼くと人体が焦げる臭いがする、と言うことで嫌われがちな魚である。
寿司種の他には唐揚げや一応塩焼き。ゴマ油で焼くと美味しいとの情報もある。
今日は昨日入荷の「アオザメ」を体感ツアーの子供達に説明した。
右端で説明しているのが私。わざと写真をカットしている。(手だけが見える)
なんと「いわて めんこいテレビ」が子供達と一緒に取材に来ていた。