復興のともしび

最近、日々の仕事に追われブログ(魚の紹介)する余裕がない。

ふと、カメラの中を(PC写真集)覗けば紹介していない魚がある。

おいおい紹介したいと思う。

昨日、盛岡水産から「カラカキ」の紹介がきた。

販売してみてほしい、との事。

箱には「復興のともしび・シングルシードカキ・中赤崎養殖組合」

ご存知通り「赤碕の牡蠣」は日本でも最高の折り紙つき。

なかなか地元(岩手県内)でも手に入らず、築地などへ直送されている。

箱の中には10cmほどの小さな牡蠣が20ヶと貝剥き、軍手、剥き方の手順が入っていた。

  

                                    (殻を逆に開ければぷりぷり感が出たのだが。)

シングルシード(牡蠣の養殖の仕方)

普通の牡蠣の養殖は帆立の貝殻に数10ヶの牡蠣の幼生を付着させ、紐で束ねたものを海中に沈める。

帆立の貝殻の大きさに限界があるために、牡蠣が大きくなれば密集し細長い牡蠣ができる。

シングルシードの場合は牡蠣の殻を0.2ミリほどに砕き、約0.3ミリの幼生を一個付着させ、幼生がある程度の大きさになったら、網かごに移し海中に沈める。(一粒種)

ゆったりしたかごの中で転がりながら育つので、丸み、厚みのある牡蠣に育つ、との事である。

(私は専門化でも養殖経験者でもないので調べたとおりに記載)

震災後、初めての取り組みかな?

殻は小さいが身に丸みがあり、1年牡蠣としては申し分ない。

来年が楽しみである。

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