8月
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お盆の繁忙期が終了し、ふと心に余裕ができ、カメラの中を整理していたら「タカサゴ」の写真が出てきた。
紹介済みかどうかは別にして紹介しよう。
タカサゴ(スズキ目タカサゴ科クマササハナムロ属)一般名は「グルクン」
沖縄県の県魚である。
生息域は南日本、西太平洋の沿岸のサンゴ礁、岩礁域。
沖縄では安く味が良いため大衆魚である。お惣菜や練り物の材料になるらしい。
「鮮魚なら刺身やタタキがうまいようだ」とのこと。
さっそく刺身にしてみた。脂も程ほどあり、このサイズでこの味なら上場。
他には唐揚げ、煮魚が合いそうである。
東京や小田原での呼び名が「高砂(タカサゴ)」
”タカ”とは漁師用語で”岩礁”のこと。”サゴ”は「細い魚、小魚」のこと。
「岩礁に住む小魚」の意味とのことである。
何とも派手な色の魚である。三陸には存在しない配色である。
形は鯵に似ている。卸してみても中骨が太く鯵・鯖のようにも見える。(ムロアジの仲間)
最大で30cmぐらいに成長、産卵期は5月から7月。
タカサゴとニセタカサゴは混同し「タカサゴ」で販売されているが、私には区別がつかない。