フジツボ(甲殻類、フジツボ亜目フジツボ科)青森県産、盛岡水産入荷。
世界中の海洋に棲息、淡水には存在しない。日本では対馬以北、相模湾以北の太平洋側。三河湾、浜名湖。関門海峡から北の瀬戸内海に棲息。
昔は貝類と同じ軟体動物と思われていたが、1829年自由遊泳性のノープリウス幼生として孵化することがわかり甲殻類に分類されるようになった。
雌雄同体ではあるが自家受精することはほとんど無く、隣接するフジツボと交尾する。卵は殻の中で保護され、孵化しノープリウスとなり、海中のプランクトンなど食べ1ヶ月ぐらいでキプリス幼生に変態する。そうして動き回り同じフジツボのそばに固着することが多い。そのため群生している。
よく船底に付着するが、速度が遅くなったり場合によっては沈没(大げさである)する。
食料としてはあまり普及していなかったと思うが、現在は「珍味」として注目を浴びている。
20年ほど前は高値で「貝殻がそんなに高いのか」など言われたが、最近は養殖?もされ、当時に比べれば安くなった。
料理は酒蒸し、塩茹でなど。
食べる部分はほんのわずか。かにと玉子の中間のような味。磯の風味抜群。本当の珍味だと思う。
料理する前に爪楊枝を口の部分に刺しこみ、酒蒸しする。蒸しあがったら静かに爪楊枝ごと身を引き出し食べる。
汁はすする。
たったこれだけのこと。身の部分は総重量の10分の1にも満たないのではないかな。
盛岡水産に北海道産のサンマが入荷していたが、これサンマ?サヨリ?
れっきとしたサンマである。








